マンション用語について(あ行〜た行)

〜あ行〜

【RC造】
鉄筋コンクリート造のマンションの事です。鉄筋を用いてコンクリートを補強している構造のこと。ちなみに「SRC造」とは鉄筋鉄骨コンクリートのマンションを意味します。

【ウォークインクロゼット】
大型の収納スペースを意味しています。人が中に入って歩けるほどのスペースがあることからこの名称がつきました。主に主寝室などに設置されています。

【内法面積】
壁や柱の内側から計算して算出した面積のこと。パンフレットなどは部屋を広く見せるために、「壁芯面積」という方法で計算された面積を表示していますが、基本的に登記簿の面積はこちらの内法面積になります。

【L値】
遮音性能を表す表示に用いられます。L値が高いと遮音性能は低いことになります。
例)L-30だと最高級レベルでL-70だと低レベルの遮音性能になります。

【LDK】
L=リビングルーム、D=ダイニングルーム、K=キッチンを意味しています。8畳以下だとDKと表示されることがあります。

【オートロックシステム】
マンション入口の自動ドアに設置してある防犯システムの一種であり、暗証番号や住戸専用のカギなどで解錠を行うシステムのこと。不審者の侵入を防ぐ目的などでがありセキュリティ性が高い。

【オープンキッチン】
リビング部分とキッチンに仕切りがない状態のこと。

【オール電化】
室内にある調理器具や給湯設備などの全て電気でまかなっているシステムのこと。火事などの心配が少ないとされている反面、電磁波などの問題がクローズアップされています。

【オプション】
マンションの標準価格には含まれていない設備品や材質などのこと。システムキッチンなどには数種類のグレードが用意してあり、オプションとして別途料金を支払えば高額な設備へと変更することが可能。

〜か行〜

【階高】
床面から上の階の床面までの高さのこと。階高によりある程度の床厚などを知ることも可能です。

【カウンターキッチン】
リビングに面して設置してあるキッチンで小さなカウンターが設置されているもののこと。小さなお子さんがいて目が離せない時などには重宝されると言われています。対面式キッチンとも言われます。

【瑕疵(かし)】
建物上の構造や設備に不備がある状態のこと。

【管理会社】
管理組合からマンションの管理を委託されている業者のこと。

【管理費】
マンションの住人が共同で使用するエレベーターやエントランスホールの清掃などに用いられる費用のこと。

【共用部分】
廊下・エントランスホール・エレベーター・階段などマンション居住者が共同で使用するスペースのこと。

【グラスウール】
壁の内部などに設置される断熱材のこと。

【クラック】
建物外壁などに目に見える状態で発生したひび割れなどの亀裂のこと。

【クロス】
壁や天井に貼られている壁紙のこと。

【結露】
窓ガラスの内側に水滴つく現象のこと。カビなどの発生要因となる場合もあり。

【高規格住宅】
安全性能・耐久性能・居住性能などの基本性能が高いと住宅金融公庫が認めた住宅のこと。当該物件は融資額を割増してもらう事ができる。

【固定資産税】
不動産を所有していると毎年掛かる税金のこと。

〜さ行〜

【下がり天井】
通常の天井部分よりも低くなっている天井部分のこと。梁や給排水設備などが原因である。図面には点線で記されている。

【システムキッチン】
シンク・コンロ・収納部分などが一体型になっているキッチンのこと。

【自走式駐車場】
平面タイプの駐車場であり、1台ずつの駐車スペースが確保されており、自分の駐車スペースまで運転していくことができる。

【シックハウス症候群】
集成材や壁紙などの接着剤にアレルギー反応を起こしたり、カビやダニなどが原因
でアレルギー反応を起こすこと。
【修繕積立金】
共用部分の修繕を目的として毎月積み立てていく費用のこと。

【住宅ローン控除】
住宅ローンにて購入した場合にローン残高の一定額を所得税から控除するという制度。控除率はローン残高の1%。

【重要事項説明】
売買契約時に物件に対する詳細が記載されている説明書のこと。細かい契約書の中でも最も重要な書類である為、細かくチェックしておくことをお薦めします。

【省エネルギー住宅】
高気密・高断熱性能を高めることで電気やガスの使用率が少なくて済む住宅のこと。

【設計図書】
平面図や立面図などマンション建設に関する様々な情報が詰まっている本のこと。モデルルームに完備されていることが多いので、気になる方はチャックしておくと良いでしょう。

【専有面積】
居住空間を表す面積のこと。バルコニー部分や玄関ポーチなどは含まれていない。ただし、パンフレットなどに記載されている専有面積は壁面内部の中心部から計測される「壁芯計測」の為、実際の居住スペースは多少狭くなる。

〜た行〜

【宅配ボックス】
不在時などに宅配業者が配達物を預けておくことが出来る設備。

【ダストシュート】
各階に設置されているゴミを捨てる設備でわざわざゴミ置き場まで捨てに行く必要がないので便利。

【団体信用生命保険】
別名「団信=ダンシン」と呼ばれる生命保険。住宅ローンを借りた人が死亡又は重度の障害を負った場合に生命保険から住宅ローンが一括返済される。

【提携型住宅ローン】
マンション販売業者と提携している金融機関が扱う住宅ローンのこと。物件審査などの手続きが省略できる為、審査期間が短く手続きも簡素化されている。

【手付金】
売買契約を結ぶ際に買主側から売主側へ支払われる代金。相場として購入代金の10%程度とされている。契約後、買主側の都合で契約の解除をする際には手付金は返還されない。さらに売主側の都合で契約解除の場合には支払った金額の2倍返しとされている。

【デッドスペース】
マンション構造の関係上、やむなく出来てしまう無駄なスペースのこと。

【デベロッパー】
新築分譲マンションの建築から販売までを行っている業者のこと。

【徒歩○○分】
最寄りの駅までの距離などを表すときに用いられる表現法。徒歩1分=80mという計算になる。

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