メリット・デメリットをよく理解しよう

ログハウスのメリット

冬に暖かく、夏は涼しい

ログハウスって隙間だらけで、冬とか寒そうとうイメージを持っている人も多いようですが、それは間違いです。

木材には、コンクリートの10倍の断熱効果があるといわれています。
また、湿気を吸い取ってくれるのも木材の特徴なので、夏のジメジメした暑苦しさから解消してくれます。

天然木材の健康住宅

ログハウスでは、シックハウス症候群の原因になるような化学物質をほとんど使用しませんので、快適な生活を送ることができます。

また、喘息やアトピーの原因のひとつでもある、ダニやハウスダストの発生を抑えることができ、喘息やアトピーで悩むお子さんの症状が、ログハウスに住み始めて改善されたケースは多く報告されています。

地震や火事に強い

ログハウスは、太い丸太を組み合わせた構造になっていますので、耐震性という面でも非常に優れている建物です。

また、部材のほとんどが丸太なので、家事に弱いというイメージがありますが、事実はまったくの逆です。

太い丸太を使用していますので、完全に火が廻るまでには、相当な時間を掛けなければ燃焼しない性質なのです。たき火などで、いきなり大きな木材を燃やそうと思っても、なかなか火がつかないとの同じ原理です。

100年でも住み続けることができる

近年の日本住宅の平均解体寿命は、35年〜40年だといわれています。

しかし、ログハウスでは、通常の住宅と比べて太くて頑丈な丸太を使用していますので、しっかりとメンテナンスさえすれば、100年以上でも住み続けることができる家づくりが可能です。

癒し効果で、ストレスの少ない生活が送れる

皆さんもご存知のように、木には木材特有のリラックス効果があります。

これは、木から発せられるフィトンチッドという香り成分に精神を落ち着かせる効果が含まれているためだといわれています。

檜のお風呂に入った時に感じる、木材独特の良い香りもこのフィトンチッドが関係しています。

ログハウスのデメリット

セトリングのメンテナンスに手間が掛かる

ログハウスで一番デメリットといわれているのが、「セトリング」です。
セトリングって何?と思われる方も多いと思いますが、ログハウスの建築を検討しているのであれば、必ず知っておく必要がありますので、この機会に覚えておくようにしてください。

セトリングとは、木材が年月を掛けて収縮することをいいます。
十分に乾燥させている木材でも、100%乾燥させることは出来ていません。そのため、ログハウスを建てた最初の5年ほどは、丸太材の収縮が起こりますので、壁などにわずかな隙間ができてしまいます。

丸太同士に隙間ができれば、当然断熱効果が低くなり、最悪の場合だと雨漏りなども引き起こします。

そのため、当初3年〜5年間ほどは、1年に1回程度のメンテナンスが必要不可欠になります。

間取りの自由度が低い

ポスト&ビームという軸組工法を採用すれば、ある程度自由な間取りを作ることはできるようになったのですが、やはり一般的な木造軸組工法などと比較すると、間取りの自由度は低いと思っておいた方が良いでしょう。

とくに、カナディアンタイプのハンドカットログ工法だと、さらに間取りの制約が厳しく間取りの自由度はかなり低くなります。

コストが高い

一般的な木造住宅に比べて、ログハウスの建築コストは1.2倍〜1.5倍ほどだと言われています。

また、ログハウスに調和する照明器具や家具を揃えようと思っても、なかなか品数が少なく、あったとしても高額である場合が多いのもデメリットになるのではないでしょうか。

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