地元工務店には、社長自らが大工仕事をしている小規模な会社もあれば、数百名の従業員を抱えているハウスメーカー顔負けという大規模な会社もあります。
社長一人で経営している工務店と、数百人規模の工務店では安心度も大きく違ってくるのは当然です。
このように、一言で工務店といっても規模や経営体制の大きな差がありますので、依頼先選びの際はより慎重にならないといけません。
小規模工務店とは?
大工さん個人が法人化している工務店などのことです。また、社長はすでに現役を引退しており、各下請け業者に斡旋などマネジメント業務だけを行っている会社も珍しくありません。
小規模工務店は大きく3つに分類することができます。
建築家から施工の依頼だけを受けており、自社では設計やデザインなどを行わない会社
社長兼大工タイプ
昔で言う棟梁みたいな役割をしている大工さんですね。大工というお仕事を法人化しているのが、こちらのタイプです。
少数精鋭タイプ
設計士やインテリアコーディネーターなど、必要最小限の人員だけを従業員として雇っており、その他の業務などは下請けを使用するタイプの会社
大規模工務店とは?
地元工務店という位置付けなのだが、土地の開発から分譲まで手広く行っているタイプの工務店もあります。
自社独自のブランド商品を開発したり、ハウスメーカー顔負けの営業活動を展開している地元工務店も珍しくありません。
地元工務店なのだが、数百名規模の従業員を抱えている会社も多く、地域によってはハウスメーカーよりも信頼度が高く、知名度もあります。
土地から探すという場合には、ハウスメーカーに頼るよりも、地元事情に詳しく、地元の不動産とも付き合いが多いであろう、地元工務店を頼る方がはるかに良い成果が期待できるでしょう。