注文住宅ならではのメリット・デメリット

注文住宅のメリット

各工法や材料・設備を自由に選べる

注文住宅の最大のメリットは、自分が希望している通りのマイホームを作ることができる点でしょう。

木造住宅にするのか?軽量鉄骨のプレハブにするのか?など自由に選ぶことが可能です。

さらに、今流行りの天然素材を使用したマイホームだったり、キッチンの広さやお風呂の広さなども自由に決めることができるのです。

業者を自由に選ぶことができる

注文住宅であれば、あなたが好きな業者でマイホームを建てることができます。

建売住宅や建築条件付き土地が多い中で、自分が好きな業者でマイホームを建てることができるのは、すごく恵まれている環境であることを知っておく必要があります。

建築中の様子をチェックできる

建売住宅のように建築が終わっている物件を購入するのと違って、注文住宅の場合は、基礎から建築していきますので、建築中の経過を観察していくことができます。

そのため、「手抜き工事が行われていないか?」「設計図通りの施工が行われているか?」など細かくチェックすることができます。

建築費にかかるコストが自由に決められる

同じ40坪の住宅でも、ハウスメーカーやローコスト住宅など、予算に合わせて業者を選ぶことができるのも注文住宅のメリットです。

建売住宅や新築分譲マンションだと、2階トイレだったり、ロフト部屋だったりと欲しくない設備まで付いており、不要な設備だからといって外しても価格が安くなるわけではありません。

注文住宅のデメリット

間取りや設備品などの打ち合わせに時間を取られる

建売住宅や規格住宅に比べて、注文住宅では打ち合わせに要する時間が多く掛かることは、いまさら説明するまでもないと思います。

細部にまでこだわったマイホームを建てようと思えば、きっとあなたが想像しているよりも数倍多くの時間を費やすことになると思います。

希望の土地がみつかるという保証がない

アンケートを取ると、住宅よりも土地(環境)を優先したいと答える人が、全体の7割〜8割ほどいるそうです。

つまり理想の住宅よりも、地域や生活環境にこだわってマイホームを建てたいと思っている方の方が、圧倒的に多いということになります。

建売住宅や規格住宅、新築分譲マンションなどは立地条件が良い場所に多く、このような分譲地などでは、好きな業者で注文住宅を建てることは基本的にできません。

最後まで費用が確定しない

建売住宅や建築条件付き住宅の広告チラシなどをみると、大抵の場合は「土地+建物=○○万円」というように明確な金額が提示されています。

しかし、注文住宅を選択する場合ですと、土地の選択、建築業者の選択、間取りの決定など、ほぼ契約段階まで来ないと最終的な費用が確定しません。

話を進めていくうちに、どんどん予算がオーバーしてしまい、結局は注文住宅を諦めることになり、あのときの建売住宅を買っておけば良かったと後悔する家族も少なくありません。

売却時に不利になることもある

注文住宅は、その家族が理想とする間取りであるため、建売住宅のように万人受けする間取りとは異なるはずです。

より個性的な間取りを作れるのが、注文住宅のメリットなのですが、その個性が将来的に売却する段階になり、不利になることも十分考えられます。

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