一戸建て住宅を建築する際に、どの業者に依頼するか迷う人も多いと思います。
一般的には、ハウスメーカーや地元の工務店という人が多いと思いますが、ここ10年ほどテレビ番組の影響もあり、建築家へ直接依頼する人が急増しているそうです。

各依頼先の詳しい内容などは、別記事で紹介していきますので、今回は各依頼先の簡単な特徴を紹介していこうと思います。

ハウスメーカーに依頼する

やはり一番ポピュラーで信頼度も高いのがハウスメーカーだと思います。
ハウスメーカーとは、皆さんも名前くらいは聞いたことがある「積水ハウス」や「ダイワハウス」など全国展開している住宅会社のことです。

各地域には、多くのハウスメーカーが共同で出展している住宅展示場などもありますので、モデルルームの見学などで、一度くらいは訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。

ハウスメーカーの最大の売りは、保証関係やメンテナンスがしっかりしているところです。
また、年間数千軒という住宅を建てていますので、豊富な経験と実績があります。

木造住宅をはじめ、軽量鉄骨や2x4住宅など幅広いニーズに応えてくれます。

これまでは、価格が高いという理由で避ける人も多かったのですが、ここ10年ほどでローコスト住宅と呼ばれる低価格の住宅を扱っているハウスメーカーも多く登場しています。

地元工務店に依頼する

信頼性という意味ではハウスメーカーにも負けていないのが、地元工務店だと思います。

あなたが住んでいる街の建築会社なので、なにかあった時の対応の速さでは、工務店がナンバー1でしょう。

地域密着で事業展開している工務店が多いので、少しで手を抜いた住宅を建ててしまうと、すぐに悪評が広がってしまうリスクを抱えていますので、親切丁寧な住宅づくりをしている業者が多いのも魅力のひとつです。

ただ、どうしても木造住宅がメインになってしまったり、大量仕入れや大量生産ができないので、コスト的にはハウスメーカーと大差はありません。

最近では、地元の不動産会社と協力して、建売住宅や土地分譲から行っている業者も少なくありません。

建築家に直接依頼する

テレビ番組「ビフォーアフター」の影響もあり、建築家へ直接依頼する方が増えているようです。

個性的な家を建てたい、自分たちのニーズを最大限に取り入れて欲しいという方は、様々な希望にも柔軟に対応してくれる建築家に依頼するのがベストでしょう。

ただし、基本的には個人で行っている方が多いので、保証問題や完成後のメンテナンスなどの面で不安が残るのも事実です。

そして、1人の建築家で数軒もの依頼を受けている場合、思っているように打ち合わせなどのスケジュールが進まないというデメリットも十分考えられます。