土地からの購入を考えている場合、土地に充てることができる金額を明確にすることが凄く重要になってきます。
明確な総予算額を決めてしまう前に土地を決めてしまうと、結果として家のグレードを落とすことになったり、間取りが狭くなってしまったりする可能性があるからです。
土地に充てることができる金額を明確にする
住宅購入の総予算額が決定したら、その中から土地購入に使用する金額と住宅建築に使用する金額を算出しましょう。
まず理想の間取りを決めたいと思う人もいるでしょうが、土地が決定しないと間取りを決めるのは結構難しいのです。土地の形状によって玄関の向きや間取りが変わってくるからです。
土地選びのポイントなどは、別記事の「マイホームと土地選び」で詳しく解説しているので参考にしてください。
土地の候補地は予算額の2割増までOK
土地に充てる金額を1000万円とした場合、1000万円以内の土地に絞ってホームページなどで検索する人が多いのですが、1200万円までの土地であれば候補地にしておいて問題ありません。
実際に私も注文住宅の営業マンや不動産会社の営業マンの経験がありますが、土地の購入ほど値引き交渉がしやすい物はありません。
1割程度の値引きであれば、当たり前のように行われますし、物件によっては2割程度の値引き交渉にも応じてくれる売主が多いからです。
土地探しの注意点
土地を探すときに、個人で不動産会社を何軒も廻って探す人がいますが、できればハウスメーカーの営業マンと一緒に探すことをお薦めします。
土地購入からという場合、どうしても土地の契約が先になってしまいますので、繋ぎ融資や建築基準法など素人には難しい問題が発生します。
個人単位ではなく、ハウスメーカー、不動産会社、銀行の融資担当などと情報を共有しながら探すようにすると、繋ぎ融資など面倒な問題もスムーズに進めることができます。