マイホームの購入時期を考えるのに一番優先したいこととは?

マイホームを購入するのは、人生においての一大イベントになりますので、失敗は許されませんよね。

そこで、問題となるのが、マイホームを購入するタイミングです。
マイホーム購入は、人それぞれですが、一般的には以下のようなタイミングで購入する人が多いようです。

自己資金から考える

マイホーム購入のタイミングですが、目標の自己資金を決めておき、その額の貯蓄が出来た時点で、マイホームの計画を進めるのが一番計画性があると思います。

マイホームの自己資金は、総額の3割が一番ベストだと言われているのですが、それだと3000万円の物件に対して約1000万円を貯めることになります。

しかし、自己資金3割はバブル期でも現在でも言われていることです。
さすがに、現在をバブル期と同等に考えるのは無理がありますよね。現在の経済情勢を考えると、総額の2割程度の自己資金でも十分だと思います。

3000万円を総額とみているなら、自己資金として500万円以上準備出来ていれば、マイホームを購入する1つのタイミングだと思います。

経済情勢から考える

経済情勢によって一番影響を受けるのが、住宅ローンの金利です。

マイホームを購入するタイミングとして、一番気になるのが住宅ローンの金利だと回答する人が凄く多いのも事実です。

金利が1%違うだけで、完済時には何百万円も違ってくることになります。
最も経済的に購入したいのであれば、やはり住宅ローンの金利を1つのポイントにするのは間違いではないと思います。

そういった意味では、2012年9月現在の金利情勢を考えると、まさに買い時だといえます。

ちなみに、バブル期といわれていた、1980年代後半の住宅ローン金利は8%程度でした。
そして、現在の住宅ローン平均金利が1%〜2%です。

バブル期を除いても、過去30年の住宅ローン金利は平均4%台だと言われていますので、現在がどれほど低金利時代なのか理解できるのではないでしょうか。

ライフプランから考える

ご家族のライフプランを参考にして、マイホームの購入時期を決めるという方法もあります。

将来的にお子さんが生まれてからマイホームの購入を考えたり、お子さんが個人の部屋が欲しいと言い出す、中学生くらいを目途にマイホームの計画を進めという方法です。

または、現在支払いをしているマイカーローンなどをお持ちの場合ですと、抱えているローンの支払いがすべて完了して、マイホームの購入を検討する方法もあります。

このように現在の状況や将来的なライフプランを考えて、マイホームの計画を進めていくことで、マイホーム購入のタイミングを決める方法もあります。

年齢を一番優先する

上記では、いろいろなタイミングを紹介していますが、それらと合わせて検討してほしいのが、年齢的なタイミングです。

住宅ローンは、長期に渡って返済を続けていく必要があります。
多くの方が、30年や35年という長期返済計画で住宅ローンを借ることになるでしょう。

そうなると、40歳で住宅ローンを組むと、完済時の年齢は70歳を超えてしまいます。
現在、定年退職の年齢は、60歳〜65歳という企業が多いので、残りの期間は年金から返済していくことになるのです。

もちろん、退職金で住宅ローンの残債務を一括返済するという考えもあるのですが、現在の経済不況がこのまま続けば、退職金の保証なんてどこにもありません。

できることならば、就業期間内に住宅ローンの完済を目指すのが一番計画的だといえます。

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