どんな家に住んでみたい?

家づくりにおいて、まず最初に始めることは、自分が住んでみたいと思う家のイメージを明確化していくことです。

立地条件や間取りなど、理想をあげればきりがないと思いますが、あくまでも理想の家のイメージなので予算的なことなど余計なことは考える必要ありません。

自分が思う一番理想的な住宅のイメージを具体化してみましょう。

現在の住まいに対する不満点を書きだしてみましょう

理想の住宅を考えるときに何から始めてよいのか解からない人も多いと思います。
そのような方は、現在住んでいる住宅の不満点をすべて書き出してみましょう。

子供部屋がない、お庭がない、室内でペットを飼えない、家賃が高い、最寄駅まで遠い、近くにスーパーがない、冬になると寒いなど、どんなに細かなことでもかまいません。

このように不満点をできるだけ明確化していき、どれを優先させたいのか順番を決めていくことが一番大事なのです。

家族全員で理想の新居について考えてみましょう

不満点が明確になると次に具体化していきたいのが、理想の住宅像ですね。

不満点を参考にして、子供部屋は何部屋ほしいのか?広さはどれくらいほしいのか?
室内犬が飼いたい、駐車場は何台分確保したい、玄関は吹き抜けにしたい、子供部屋へ行くには必ずリビングを通る間取りにしたいなど、どんなことでもかまいません。

これは必ず家族全員の意見を参考に決めてください。子供がまだ小学生だからとご夫婦だけで決めてしまうのは絶対にNGです。

なぜ、この時点で現実的な住宅イメージではなく、理想的な住宅のイメージにするのかというと、この時点で予算面など現実的なイメージばかりを考えてしまうと、多くの家族が家づくりを諦めてしまったり、先延ばしにしてしまうからです。

きっと、家づくりが具体化することで、今後嫌と言うほど現実を思い知ることになります。その段階まできた時点で継続するのか?諦めたり先延ばしにするのかを決めればいいのです。

この段階で一番大事なのは、具体的な話まで家づくりを進める一歩を踏み出すという勇気なのです。

住宅展示場を見学する

理想的な住宅のイメージが完成したら、いよいよ住宅展示場を見学に行ってみましょう。

最初のうちは、完成見学会などハウスメーカー単独で行っているイベントに参加するよりも、色々なハウスメーカーが出展している住宅展示場へ行くことをお薦めします。

これは、木造住宅や鉄骨住宅など、色々な建築工法の住宅を見学して欲しいという目的もありますし、同じ木造住宅でも内装や間取りを変えるだけで様々なバリエーションの家ができることを知ってほしいからです。

それと、家づくりをするうえで信頼できる営業マンとの出会いは、絶対に欠かすことができない重要なポイントになります。

少しでも多くのハウスメーカーを見学することで、信頼できる営業マンに出会える確率も高くなるからです。

理想の間取りを考えてみる

住宅展示場を見学することで、営業マンの人から「坪単価」や「動線」のことなど、参考になる話をたくさん聞けると思います。

この段階までくると、理想と現実というのが微かに見え始めます。
きっと、なにも知らない状態で考えていた理想の間取りでは、実際に生活する上で不便な間取りだったということにも気づけるでしょう。

そこで、今度は実際に生活するにあたっての理想の間取りを考えてみましょう。
家事をするお母さんが動きやすい間取りを優先してもいいですし、個人のプライバシーを優先する間取りでもかまいません。

実際に生活をすることを考慮して、理想の間取りを考えてみてください。

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