マイホームの業者選びで大切なこととは?

住宅ハウスメーカーのメリットを紹介

信用・信頼が高い

全国展開しておりそれなりの信用もありますし、ノウハウも豊富なので信頼という点でも問題ありません。

注文住宅の場合、着工〜完成までに半年ほどの期間がかかりますので、規模が小さい会社だと、その間に会社が倒産するというケースも決して珍しくありません。

少しでも信頼度が高い建築業者と契約することで、安心して家づくりをまかせることができるのも事実です。

ローンが組みやすい

住宅ローンの審査条件は、申込者本人の信用度が第一なのはもちろんですが、審査ラインぎりぎりにという人にとっては、建築依頼する業者によって左右される場合もあります。

ハウスメーカーなどは、建築数も多いため各金融機関との付き合いも頻繁にあります。
そのため、営業マンが銀行の融資担当者と顔見知りだったりすることも珍しくありません。

顔見知りだからといって、融資審査が緩和されることはないでしょうが、それなりに安心感もありますし、手続関係も安心して任せることができます。

地域ごとに住宅展示場を持っている

ハウスメーカーの多くは、地域ごとに住宅展示場をもっているので、完成後のイメージなどをしやすく、実際に使われる木材や設備品を目で確認することが可能なので、打ち合わせなどもスムーズに進めることができます。

フローリングの床材の色合いや壁紙などは、本当に迷われる家族が多いので、実物をみながら商談・打ち合わせができるのは、ハウスメーカーの強みだと思います。

保証やアフターメンテナンスまでしっかり面倒みてくれる

地元工務店で家を建てて、その後、その工務店が倒産してしまったという家族をわたしは何組も知っています。

いくら知り合いや地元の企業だとしても、倒産してしまってはどうしようもありません。

このように建築後のアフターメンテナンスや保証を第一に考えるのであれば、規模が大きく全国展開しているハウスメーカーで建てるのが一番安心だと思います。

住宅ハウスメーカーのデメリットを紹介

営業マンの能力に差がある

ハウスメーカーの一番の欠点なのが、数多くの営業マンを抱えているため、営業マンに当たり外れがあるということです。

実際にわたしもハウスメーカーの営業マンをしていた経験がありますが、営業マンの能力差は歴然でした。

入社1年目などの新人営業マンに当たってしまった方は本当に可哀想ですからね。

住宅展示場の維持管理費、宣伝広告費などのコストが坪単価に反映されている

全国展開しており、テレビCMなどをバンバン流しているハウスメーカーは、知名度を上げるために相当な宣伝広告費を使用しています。

当然、このようなCMなどに使われる広告費は、みなさんからの建築費でまかなわれています。つまり、建築費(坪単価)に反映されていることを覚えておきましょう。

下請け業者によって、工事にムラがでる

ハウスメーカーといっても、実際に建築工事をしているのは地元の下請け建築会社や個人の大工さんです。

つまり、下請け業者や大工さんにも当たり外れがあり、工事にムラがでることがあります。
実際にわたしもハウスメーカーの営業時代は、この業者は工事が丁寧だからと契約を早めてもらったり、次に契約したらこの業者だから契約を一件後回しにしたこともあります。

規格住宅なので、構造や間取りに制限がある

注文住宅といってもハウスメーカーの場合には、ある程度の規格が細かく決められています。

その規格の範囲内で、お客様の希望に沿う住宅作りを行う努力をするのですが、どうしても100%施主の希望を叶えるのは難しいです。

例えば、使用できるキッチンメーカーが決められていたり、窓枠のサイズが決められていたりします。

他にも1階を店舗、2階を住居というようなプランでも、規格外なので受けられないというハウスメーカーも珍しくないのです。

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