リフォーム用語の一覧をチェック

今回はリフォーム会社との打ち合わせなどで使用されるケースが多い用語を抜粋して紹介していきたいと思います。

別記事で紹介している「覚えておきたい建築用語集」と合わせて覚えておくことで打ち合わせ等もスムーズに行えるでしょう。

〜あ行〜

「アイランドキッチン」=島のように独立したキッチンをいいます。

「IHクッキングヒーター」=ガスコンロの代わりに電気を用いたコンロのことです。火災の不安も少なく、掃除がしやすいなどの理由で急激に増加しています。

「相見積り」=複数の業者で同じ工事の見積もりを出してもらうことをいいます。

「アスベスト」=石綿のことで、近年ではアスベスト材の使用は厳しく制限されていますが、古い建築物に多く使用されています。

「インテリアプランナー」=カーテンの色から照明設備に至るまで、インテリア関係の総合アドバイザー的役割を担っています。誰でもなれる訳でなく資格試験に合格する必要があります。

「ウォークインクローゼット」=その名の通り、人が歩きまわれるくらいの広さを有しているクローゼットで主寝室などに多く設置されています。

「内断熱工法」=壁中や床下などの躯体内部に断熱材を敷詰める工法のことで、最も一般的な断熱方法です。

「エコキュート」=エアコン暖房の要領でお湯を沸かすシステムのことです。ガスなどに比べ電気代が安くCO2の排出量も半減します。

「オール電化住宅」=家庭内にある調理や給湯などの設備も全て電気でまかなうシステムのことで光熱費を安く抑える効果がきたいできます。

〜か行〜

「間接照明」=壁や天井に照明光を反射させることで直接照明よりも優しくソフトな明かりを実現できます。

「瑕疵(かし)」=建物自体の傷や欠陥のことをいいます。契約書には瑕疵保証が記載されていますので、契約前にしっかり理解しておきましょう。

「基礎」=建物自体を地盤に定着させる部分のことで、一般には布基礎・ベタ基礎などが主流だが、軟弱な地盤の場合には杭工事で補強されている場合もある。

「躯体(くたい)」=建物を支える為に最も重要な骨組みや構造部分のことです。
この部分の強度がしっかりしていないと十分な耐震性や耐久性が確保できません。

「クラック」=建物の外壁部分などにみられるヒビ割れや亀裂のことです。クラックが入っている箇所によっては、構造躯体に影響することもありますので、早目の対策が必要です。

「クロス」=壁紙のことです。素材にはビニール、紙、布、繊維などがあるが、ビニール素材が一般的に使用されています。

「グラスウール」=断熱材の一種であり、コストが安価であるため断熱材として広く使用されているが、湿気を通し易いというデメリットがあります。

「高気密・高断熱住宅」=気密性能や断熱性能が高い住宅のことですが、日本国内では高気密・高断熱に基準がなく、業者によっては気密性能や断熱性能に大きな差があるので、C値やQ値という数字を目安にすると比較しやすいでしょう。

「古材(こざい)」=もともと古い住宅などに使用されていた木材などを古材といいます。

〜さ行〜

「サイディング」=建物の外壁に貼る仕上げボードを称してサイディングボードと呼びます。耐火性能が高いものや耐水性能が高いものなど様々な商品があります。

「採光」=自然の光を建物内部に取り入れることを採光といいます。代表的なものとして天窓などがあります。

「シックハウス症候群」=頭痛やめまい、さらには呼吸器系の疾患などを誘発する。その原因として建築材などに使用されている接着剤や白アリ対策の防腐・防蟻剤などが考えられています。

「地盤」=土地の強度を表す言葉として用いられます。地盤補強がしっかりしていないと地盤沈下などで建物が傾いたり沈下したりします。軟弱地盤の場合には杭工事などで補強します。

「集合材」=いくつかの木材などを貼り合わせて1つの木材としている。無垢材と比べて安価であるが接着剤などを使用している為、健康問題や耐久問題などで心配な面もある。

「スケルトンリフォーム」=骨組みなどの構造部分だけを残して、それ以外の内装や設備などを一新するリフォームの事である。近年では中古マンションのリフォーム時に良く用いられている工法でもある。

「スラブ」=床下部分のコンクリートをスラブといいます。防音性能を高める場合などに用いられることが多いようです。

「筋交い」=柱と柱の間に斜めに入れる材木のことを筋交いと言います。筋交いの箇所が多いほど耐震性に優れた住宅であります。

「増築」=既存の建物に新たに建築面積を増やして子供部屋や離れなどを作ることを増築といいます。同じ敷地内であれば母屋と繋がっていなくても増築扱いになる場合もあります。

〜た行〜

「建具」=建物の間仕切りなどに用いられるもので、一般的にはドア・引戸・窓・障子などのことをいいます。

「太陽光発電」=屋根の上などに設置したソーラーシステムなどで電気を作ることをいいます。家庭用発電システムとして今後さらなる需要の拡大が見込まれています。作った電気が余った場合には電力会社に買い取ってもらうことも可能です。

「耐震補強」=既存の建物が地震などにより、損傷する可能性が高い場合などに構造躯体などを補強する工事のことをいいます。

「断熱材」=外気が室内に入るのを遮断したり、室内の熱を外に逃がさないために用いられる部材のことをいいます。グラスウール・セルロースファイバー・スタイロフォーム・フレキシブルボードなどがあります。

「追加工事」=当初の予定になかった工事のことをいいます。リフォームでは工事が始まってみないと解からない部分が多いので、追加工事が当然のように起こりますので、予算の打ち合わせなどは慎重に行っておきましょう。

「デッドスペース」=使い勝手がない余分なスペースのことをデッドスペース(死んだ空間)という言い方をします。

「鉄骨ラーメン構造」高層マンションなどに使用される建築方法であり、柱や梁を重量鉄骨で構成していますので、耐震性や耐久性に非常に優れています。

「動線」=居住者の生活スタイルに合わせた行動範囲を線で表したものを動線といいます。
とくに、一日中家内にいる主婦の方の動線を考慮して間取りを考えることをオススメします。

「通し柱」=1階部分から2階部分にまで通じている1本柱のことを通し柱といいます。

〜な行〜

「根太(ねだ)」=フローリングなどの床材を貼る為に敷き詰められている角材のことをいいます。この根太と根太の間隔が広いと床鳴りなどの原因にもなります。
一般的には、和室で450mm間隔、洋室で300mm間隔くらいが目安とされています。

「二世帯住宅」=親子二世帯が同居する住宅のことですが、二世帯住宅にも完全分離型や半分離型など様々なタイプがありますので、専門家に相談しましょう。

〜は行〜

「幅木」=壁と床が接着する部分に入れる木材のことを幅木といいます。掃除機などが当たって損傷するのを防ぐ役割などがあります。

「バリアフリー」=高齢者や障害者が安全に生活できるように段差を無くしたり、手すりなどを設置することをいいます。

「ピッキング対策」=空き巣などの犯罪は特殊な器具を用いてドアの解錠を行う場合が多く、これらの犯罪手段をピッキングといいます。そのため、ピッキング対策として高度な技術を用いないと解錠できないタイプの鍵を取り付けたりします。

「ビルトイン」=「格納されている」という意味があります。システムキッチンだとビルトイン型食器乾燥機や1階部分が駐車場となっているビルトインガレージなどがあります。

「ペアガラス」=気密性や結露対策などのために、二重になっているガラスのことです。

「防腐・防蟻対策」=木造住宅の柱には腐食や白アリの浸食を防止するために薬剤が塗布されています。しかし、この薬剤がシックハウスの原因となる場合もあります。

〜ま行〜

「間口」=前面道路に面している建物の幅をいいます。分譲マンションではベランダなどがある側面の幅のことをいいます。

「間柱」=柱から柱までの距離が離れている場合などに補強的な役割で入れる柱のことです。改築や増築時には外すことができます。

「メーターモジュール」=一般的な尺モジュールは91cm単位だがメーターモジュールでは1m単位なるため、同じ8畳間でもメーターモジュールの方が広くなります。

「モルタル」=砂とセメントを水で練り合わせたものです。耐火性能も高く、施行も容易なため、外壁などの上塗りなどにも使用されます。

「無垢材(むくざい)」=1本の原木から切り出した木材のことをいいます。木材を貼り合わせた集合材と比べるとかなり高価になります。

〜や行〜

「床下換気口」=基礎の部分に設置してある換気口のことをいいます。床下の湿気防止などには必要不可欠です。

「床暖房」=ガスや灯油などを利用して床を直接温める方法をいいます。安全性が高い反面、設置コストがかなり割高になります。

「ユニット工法」=工場で生産された部材を現場にて組み合わせる建築工法をいいます。建物だけでなく、バスルームなどもユニットバスが主流となっています。

「床下収納」=キッチンや洗面所などの床下に設置されている収納スペースのことをいいます。以前はキッチンの床下収納など多くの住宅に設置されていましたが、近年ではあまり利便性の悪さからあまり見かけなくなっています。

〜ら行〜

「ランニングコスト」=ランニングコストとは建築費とは別に建築後の維持管理費などのことをいいます。もちろん光熱費や修繕費用などもランニングコストに含まれます。

「リノベーション」=リフォームもリノベーションも同じような意味で使用されますが、一般的には、間取り変更や設備類の大幅入れ替えなど大幅な改修工事を施した物件などをリノベーション物件という言い方をします。

「ロフト」=同じ居室内に天井部分を利用してスペースを設けることをいいます。屋根裏的な意味合いもありますが、子供部屋など狭いスペースの部屋に設けられることが多いようです。

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