マンションにはリフォーム出来ない構造がある

中古マンションを購入してリフォームを検討しているのであれば、絶対にチェックしなければならないのがマンションの構造です。

マンションの構造によっては間取りの変更などが自由に出来ない物件があります。

マンションの構造は一般的に間取りの変更が比較的自由にできる「ラーメン構造」と、間取りの変更が困難な「壁式構造」の2種類に分かれますので、中古マンションを購入して間取りの変更などを検討している人は「壁式構造」のマンションは避けた方が良いでしょう。

壁式構造のマンションは低層マンションに多く採用されている構造ですので、10階建て未満のマンションの場合は壁式構造の可能性が高いことになります。

中古マンションのココをチェック

  • 二重床の物件だとキッチンなど水廻り系の設備移動が比較的簡単にできます。
  • 段差が少ないバリアフリー設計のマンションがオススメです。
  • 窓枠をチェックしてカビなどが発生していると結露の心配があり、内窓を設置したり樹脂加工された窓枠に変更するなど余計な出費の原因になります。
  • トイレの内寸をチェックする。最近のトイレは貯水タンクが無い製品が多いので別途手洗い洗面をトイレ内に設置するのが主流になっています。
  • 新たな手洗い洗面を設置するにはトイレの内寸が最低でも80cmほど必要になります。
  • 配電盤をチェックする。マンションは一世帯あたりの電力量に規制がある場合が多いのです。オール電化へリフォームを検討している場合には十分な電力量を確保できるかを管理規約などでチェックしましょう。
  • 特殊サイズの設備品が備わっていないかチェックする。マンションには稀に特殊サイズのシステムバスなどが備わっている場合があります。これら特殊サイズの設備品が備わっていると、リフォームで交換する際にオーダーメイドで発注することになるので余計な費用が掛かってしまいます。

中古マンションの見学をする際は不動産会社の営業マンを頼るのではなく、信頼できるリフォーム業者の担当者に同行してもらうのがオススメです。

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