DMMが販売する太陽光発電システムはわずか8万円

わずか8万円で設置できる太陽光発電システムなんて、本当にあるのだろうか?と疑ってかかる人が多いのも納得できますが、これは本当に話です。

4kwでも5kwでも、どれだけ多くの太陽光パネルを設置しても、あなたが負担する費用はわずか8万円だけなのです。

この8万円の太陽光発電システムを販売しているのは、DVDレンタル事業や通信事業でお馴染みのDMM.comです。

2012年の2月から一般受付を開始しており、1ヶ月半で2500軒からの申込みがあったそうで、5月23日から順次取りつけ工事も行われています。

DMM太陽光発電システムのメリット

DMMの太陽光発電システムのメリットは、なんといっても8万円という低価格にあります。

通常であれば、4kwの太陽光発電システムを設置するには、どんなに安く見積っても150万円程度の費用がかかります。

それが、わずか8万円で収まるのですから、これ以上のインパクトはありません。

さらに、もしあなたの住宅が太陽光発電に不向きな環境だったとしても、実費はわずか8万円ですので、最悪のケースを想定してもわずか8万円の損で済むと言う訳です。

DMM太陽光発電システムの仕組み

なぜ、わずか8万円で高額な太陽光発電システムが設置できるのか?という疑問をお持ちだと思いますが、それは発電した電力を、「あなた(2割)・DMM(8割)」で分配する方式を取っているからです。

つまり、どれだけの電力を発電しても、当初10年間は電力の8割はDMMに分配することになり、残りの2割をあなたが使用できる電力ということになります。

簡単に説明すると、太陽光発電システムの設置費用をDMMが立て替えてくれる代わりに、その分の支払いをお金ではなく、電力で支払うという方式になっている訳です。

年間に4000kwの電力を発電したと想定した場合、8割の3200kwはDMMの取分となり、残りの2割800kwがあなたが使用できる電力となります。

その800kwすべてを自家消費した場合、800kwx24円という計算になりますので、19200円分の電力を太陽光発電でまかなえたことになります。

実費費用として8万円掛かっていますので、80000円÷19200円だと4〜5年で採算が取れる計算になります。

さらに、設置後11年目以降は、発電した電力のすべてを受け取ることができます。

DMM太陽光発電システムの問題点

金銭的な面でのデメリットはほぼありません。
しかし、その他の部分ではデメリットと言える点があります。

デメリットとして挙がられているのが以下のような点です。

  • 10年未満で途中解約すると違約金が発生してしまう。
  • DMM太陽光発電を設置できるのは、DMM独自の厳しい審査に合格した住宅に限られており、その合格率は30%程度だと言われている。
  • 大容量の発電量が見込める住宅環境であれば、個人で太陽光発電システムを導入したほうが結果的にお得になる。
  • 補助金の金額分を当初立て替え払いする必要がある。
  • あなたが希望するメーカーの製品を使用出来る訳ではない。

DMM太陽光発電のデータを活用する

上記で説明したように、DMM太陽光発電システムにはメリットもデメリットもあります。

ただDMMでは、現地調査・発電シュミレーションを無料で行ってくれます。

DMMの発電シュミレーションや現地調査は非常に厳しいデータを出してきますので、このように厳しいデータは、他の業者で太陽光発電システムを検討する際にも役に立ちます。

DMMで太陽光発電システムを設置するかは別問題として、DMMに1度、現地調査や発電シュミレーションを行ってもらうことを検討してみてはどうでしょうか。

きっと、他のメーカーなどを検討する際にも、そのデータが役に立つと思います。



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