すべての打ち合わせが完了すると、後はいよいよ工事の着工を待つのみです。
工事が始まれば基本的には、施主がすることは何もないと思っている人も多いようですが、地鎮祭や上棟式など、施主が参加する行事も多くありますので、時間の調整など上手く行うようにしましょう。
地鎮祭は必ず参加する
工事を開始するときに行われるのが、地鎮祭という行事です。
地鎮祭とは、工事が無事に完了することを土地の神様にお願いする儀式だと思ってください。
地鎮祭って、大工さんやハウスメーカーの営業マンが勝手にやってくると思っている人もいますが、基本的には施主主導で行いますので、必ず参加するようにしてください。
できれば、一緒に生活するご家族全員が参加することが望ましいです。
この時に、ご近所さんへの挨拶も同時に済ませておくようにしましょう。
工事期間中は、週一で現場に行く
工事が始まれば、後は完成を待つだけなのですが、週に1度は現場へ足を運んでおくことをお薦めします。
大工さんの邪魔にならないように、工事現場の写真を一枚でも多く撮っておくと、後々なにか問題が生じた時に役に立ちますので、なるべく多くの現場写真を撮るようにしましょう。
完成立ち合い〜引き渡し
工事が完了すると最終的に、完成立ち合いが行われます。
施主、営業マン、大工さんなど関係者全員で、不良個所や仕様と異なる箇所が無いかをチェックします。
隅々までチェックして、問題がなければ晴れて引き渡しとなります。
無事引き渡しが終わると、後はいつでも引っ越しすることができます。夢にまでみたマイホーム生活の始まりです。
ハウスメーカーとは、今後何十年とお付き合いをしていくことになりますので、完成後も良い関係を続けていけるように、心掛けましょう。