将来的な資産価値も考慮しておくのがベスト

同じ地域で隣同士の土地でも、土地の状況によって将来の資産価値は大きく変わります。

どのような土地が資産価値が高いのかを簡単に説明していきたいと思いますので、土地選びの参考にしてください。

角地は土地の評価が高い

分譲団地などで高い人気を誇っており、競争率が高くなるのが角地です。

角地は日当たりが良いのは言うまでもありませんが、そのほかにも土地の二面が道路に接しているため、プランの幅も広がりますし、建築基準法で定められている建ペイ率でも10%優遇されていますので、同じ広さの土地でも広い住宅を建てることができます。

長方形や正方形の土地が資産価値は格段に高い

南向きの土地が一番好条件なのは、言うまでもありませんが、土地の形状にも注目してみましょう。

一番評価が高いのが、道路との設置面が大きい長方形の土地なのですが、同じ長方形でも資産価値が急激に落ちる物件もあります。

その土地とは、「旗竿地」と呼ばれる土地のことです。
旗竿地とは、その名の通り旗竿の形をしている土地のことで、土地開発された分譲地などで見かけることが多い、俗に言う袋小路になっている土地のことです。

このような土地は、接道部分が他の土地の方との共有道路になっている場合が多く、なにかと制約が厳しいので評価が低くなります。

旗竿地(参考図)

地積測量図を確認する

土地には、地積測量図がある土地と地積測量図が存在していない土地があります。

地積測量図とは、法務局で管理されている土地の正確な図面のことをいいます。
この地積測量図は、都市開発地や分譲団地などでは当たり前のように用意されているのですが、古くからある土地では、地積測量図が無いことも珍しくありません。

この地積測量図がないと、土地売買をするときに隣地との境界線で揉めたりすることも珍しくありません。

法務局に地積測量図が保管されているか?現地に境界を示す杭など、目印があるかを確認しておくことは将来的にも大変重要です。

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