業者に買い取ってもらう際のおおよそのスケジュール

今回は「仲介」と「買取」の双方で、不動産を売却する場合のスケジュールを簡単に説明していきたいと思います。不動産売却の流れを知ることで、自分たちに合った売却方法を知ることができる場合もあります。

買取で売却する場合のスケジュール

現状をしっかり把握しましょう

買取を希望する人の多くが、借金問題を抱えていたり、離婚問題を抱えていたりと、売却予定の不動産物件を早急に現金化したいという思いを持っています。

まずは、

  • いつまでに不動産物件を売却してしまいたいのか?
  • どれくらいの金額で売却したいのか?

など、具体的な計画をしっかりと考えておくことが大事になります。

不動産会社を探しましょう

仲介と違い、買取を希望される場合に大変になるのが、買取を行ってくれる不動産会社や買取専門業者を探すことです。

東京や大阪など、都心部に該当物件をお持ちであれば、それほど苦労することはないでしょうが、地方の地域に該当物件がある場合には、買取をしてくれる業者を地元で探すには一苦労するはずです。

仲介と違い、知人の紹介などは、あまり期待できませんので、インターネットなどを活用して、信頼ができる買取業者を探すようにしましょう。

実際に査定の依頼をしましょう

候補となる買取業者を選ぶことができましたら、実際に査定の依頼をしましょう。査定依頼する業者は、1社に絞る必要はありませんので、現地視察など訪問に煩わしさを感じないのであれば、3社〜5社くらいに査定依頼することも可能です。

訪問調査などの対応に煩わしさを感じるのであれば、まずは簡易査定などをお願いしてみて、訪問査定を受ける業者を選択するという手段もあります。

買取価格の提示を受ける

査定依頼をしてから、3日〜1週間程度で買取価格の提示を受けることになります。

仲介時であれば、買い手が付くであろう予想金額の提示になるのですが、買取を希望されている場合は、あくまでも提示された金額がそのまま売買価格になります。

もちろん、買取価格に納得できなければ保留することもできますし、交渉することで多少なりとも買取価格がアップすることもあります。

スケジュールの調整をする

業者側の提示金額になっとくができれば、いよいよ具体的にスケジュールなどの調整に入ります。引っ越しの段取りなどもあるでしょうし、必要書類を揃えたりする期間も必要になります。

基本的には、依頼者の都合を優先してくれますので、ご自身の都合で売買のスケジュールを組むことができるのも、買取を選択した際のメリットの1つでもあります。

売買契約を締結させる

すべての条件が出そろうと、いよいよ正式に売買契約を締結することになります。仲介時同様、売買契約時には、契約と同時に手付金を受け取ることになります。

物件の引き渡しと残金の受け取り

物件の引き渡しと同時に、残金を受け取ることになります。

業者によって違いはあるでしょうが、買取価格の提示を受けてから最短だと3日〜1週間程度で引き渡しまで完了する場合もあります。

以上を持ちまして、買取での売買は全て完了となります。このように短期間で現金化できることこそ、買取の最大のメリットなのです。

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