新築住宅の毎年ごとの値下げ幅を知る

新築の分譲マンションを購入したり、新築一戸建てを購入した場合、毎年どれくらいの率で価値が下落していくのかご存知ですか?

地域性などもあると思いますが平均的な価格下落幅は、一戸建て住宅で約2%、分譲マンションで約4%というデータがあります。それでは、新築一戸建て住宅と新築分譲マンションを詳しく説明していきたいと思います。

新築一戸建て住宅の下落率

木造住宅としてみた場合、一戸建て住宅は新築時から年間2%くらいずつ資産価値が下落していくことになります。15年目での下落率は32%という調査データがありますが、この計算だと5000万円で購入した一戸建て住宅は築15年経った時点では、3400万円ほどにまで価格が下落していることになります。

15年目以降もゆるやかね下落を続け、建物の資産価値がなくなるといわれている築25年目を過ぎたくらいで、ほぼ価格は下げ止まるとういデータになっています。ちなみに築25年目の下落率は40%ですので、3000万円前後という計算になります。

このデータは、土地と建物を50対50と計算した場合のデータです。つまり、築25年を過ぎる頃には、ほぼ土地の価格だけで建物の価値はほぼ価格に反映されてないことが理解できます。

新築分譲マンションの下落率

一戸建て住宅と比べマンションの下落率は年間4%と約2倍のスピードで価値が引き下げられていくことになるようです。

マンションも一戸建て住宅と同じように築15年目の下落率をみると最大で57%ほどの下落が確認されている地域もあります。一戸建て住宅が築15年で32%ほどだったので、2倍とまではいいませんが、それに近いデータがでていることになります。

同じく5000万円で購入したマンションであれば、築15年で最大2150万ほどまで価格が下落することもあるのです。しかし、マンションは築15年以降が一戸建て住宅と異なるデータが確認できます。それは、築15年を過ぎるとほとんど下げ止まり、プラス5%前後で価格が推移することになります。

結果、築25年ほどでも下落率はほぼ50〜55%程度をキープしているケースが多いようです。

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