別記事の「仲介業者選びは慎重に」でも紹介したように、どの仲介業者を利用しても仲介手数料も同じで、物件数もほぼ同じとなれば、後は仲介業者との相性の問題で決めるのもひとつの手段だと思います。
人間である以上、かならず相性というものがあります。凄く評判が良い仲介業者でも、担当者と相性が合わないという場合もあります。
そこで、相性を見極める方法としてオススメしたいのが、同じ物件を複数の仲介業者に案内してもらうという方法です。
案内してくれる担当者がどれだけ解かりやすく説明してくれるのか、どれだけ売主側と交渉してくれるのかなどを見極めるには、同じ物件で比較するのが一番解かりやすいからです。
もちろんいつまでも同じ物件を複数の仲介業者を通じて同時進行で話を進める訳にはいきません。これでは売主側からしても信用できないと思われてしまいます。あくまでも第一段階での話であり、具体的な交渉に入る段階には仲介業者を1社〜2社に絞っておくのが良いでしょう。
重要事項は書面で残しておく
実際にわたしも地元の不動産会社で営業マンとして長年働いていましたが、同じ中古マンションであれば、仲介業者によって価格が大幅に変わるということはありませんでした。
しかし、販売後の対応には仲介業者によって大きな違いがあります。簡単に言ってしまえば、売ってしまえばそれで終わりと考えている仲介業者も数多く存在しているとうのが実情です。
そのような仲介業者に当たらないためにも、アフターフォローや保証などの問題は絶対に確認しておくようにしましょう。
ただし、「言った」「聞いてない」とならない為にも、打ち合わせ時の内容などは出来るだけ書面で残しておくことをオススメしておきます。