分譲か賃貸かで資産価値が違う!?

購入を検討しているマンションの賃貸戸数を調べることは非常に大事です。
賃貸で貸し出されている部屋が多ければ多いほど、管理や修繕に対する意識が低いマンションである可能性が高いからです。

今回は分譲マンションと賃貸戸数の関係について説明していきたいと思います。

所有者と賃貸居住者では管理意識に違いがある

すべての賃貸世帯に該当する訳ではありませんが、自己所有と賃貸として借りている居住者では、マンションに対する危機管理や管理意識などにどうしても違いが出てしまいます。

自己所有であれば他の住人との繋がりやコミュニケーションを大事にしようと考えるはずですが、とりあえず賃貸で借りている人であれば、集会などには面倒がって出席しない人が増えます。

こうなると住人すべての同意が必要な決定事項などがまとまらないだけでなく、早急に修繕が必要な工事なども遅れてしまうことになります。

賃貸戸数が多いほどマンションの資産価値が低下する

分譲マンションに多くの賃貸者が住んでいると、何かとトラブルが生じやすいというのは周知の事実です。

そのため、あなたが将来的に売却や賃貸として貸し出す考えがある場合には、大きなマイナスポイントとなってしまうでしょう。

将来的な資産価値まで考えるのであれば、極力賃貸として貸し出している部屋が少ない物件を選ぶのが得策だと思います。

一般的に言われているのが、全体の戸数に対して賃貸として貸し出している部屋の割合が2割以下が理想だそうです。

これらの戸数は管理人や管理会社に尋ねると解かりますので、しっかりと確認しておきましょう。管理会社などによってはマイナスポイントとなる賃貸数を隠したがる傾向にありますが、ハッキリと答えてくれないような管理会社であれば購入そのものを考え直す必要もあるでしょう。

ただし、誤解を招かないようにいっておきますが、賃貸住居者すべてがトラブルを起こすという訳ではありません。あくまでも自己所有者と賃貸住居者の割合では、賃貸住居者の方が物件に対する管理意識が低いという確率のお話です。

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