マンションの構造で気になるのが耐震性能ではないでしょうか?
2005年に耐震偽造が大きなニュースとなったのは皆さんも記憶に新しいと思います。
今回は中古マンションを購入する際の構造関係について説明していきたいと思います。
マンションの構造を知る
マンションは基本的に鉄筋コンクリートで作られているRC造と鉄筋鉄骨コンクリートで作られているSRC造の2種類があります。
SRCは耐震性に優れている構造なので、高層マンションなどに多く採用されていますが、室内に撤去できない壁を作る必要があり、間取りの変更などリフォームの自由度が低いというデメリットもあります。
耐震性能について
地震列島といわれる日本国に住んでいる限り、地震は避けることができません。
そのため、住まいの耐震性能を非常に気にされる方が多くいます。
最近では、耐震対策として免震構造や耐震構造などのマンションが当たり前になっていますが、耐震偽造などの問題もあるように一概に信用することが出来ないというのが本音ではないでしょうか。
耐震性能などを調べるには構造計算をすれば良いのですが、素人が簡単に出来るものではありませんし、専門家へ依頼すると数十万〜数百万円という莫大な費用が掛かってしまいますので、とても無理です。
しかし、偽造問題が大きなニュースになった2005年に、多くの分譲マンションは資産価値を守るために管理組合などが独自で構造計算を専門家に依頼した物件が多くあります。
この時の構造計算書が管理組合などに保管してある物件は多いはずなので、管理組合に尋ねてみることをオススメします。
分譲マンションの構造や耐震・防音性能については、新築分譲マンション紹介サイトの「マンションの構造を学ぼう」というカテゴリで詳しく説明していますので参照してください。