中古マンションの購入を検討する際に必ず確認しておきたいのが「なぜ売りに出されたのか?」という理由です。
売りに出すには必ずなんらかの理由があるのです。その理由をしっかり把握しておくことで、購入後のトラブルを回避することができる場合もあります。ちょっと聞きにくいかもしれませんが必ず確認しておきましょう。
ライフスタイルの変化なら問題ありません
転勤や離婚など、ライフスタイルが変化することによっての売却であればそう心配する必要はありません。
ライフスタイルの変化には、下記のような理由が一般的に考えられます。
- 子供が大きくなったのでより広いマンションか一軒家に移る
- 両親と同居するために実家に戻る
- 相続した物件なので売りにだした
- 子供が独立したので夫婦で田舎に引っ越しする
このようにライフスタイルの変化が売却理由であれば問題ないでしょう。
物件や環境に不満を感じての売却だと注意が必要
マイナスイメージとなるので仲介業者も売主も本当の事を言いたがりませんが、もし売却理由が物件そのものに対する不満や環境問題だった場合には、慎重に検討することをオススメします。
以下のような理由が考えられる場合には十分に注意しましょう。
- 夜も眠れないほどに騒音が気になる
- 間取りに不満がある
- マンション住人とのトラブルが嫌になった
- 近隣に高層マンションができたので日当たりが悪い
- 管理費や修繕積立金が高い
以上のような理由で売りに出されている物件の場合には、あなた自身が購入しても同じような不満を感じたり、トラブルに遭遇する可能性もありますので、より慎重に検討することをオススメします。