中古マンション専用のフラット35も

わずか数年前までは、中古住宅を購入する際の住宅ローンといえば、返済期間が短く設定されていたり、金利が高い商品ばかりでしたが、最近では新築住宅を購入する際に利用する住宅ローンとほぼ同条件で融資を受けられるようになっています。

今回は中古マンションを購入する際の代表的な住宅ローンとなった「フラット35」について説明していきたいと思います。

フラット35の特徴

フラット35とは、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して登場した住宅ローンです。

フラット35の特徴は、35年固定金利が組めるという点にあります。35年間金利が変わらないので、金利が高騰しても心配する必要がありませんし、毎月の返済額や完済時の返済総額が容易に試算できますので、将来的なライフプランを立てやすいというメリットがあります。

さらにフラット35では保証料が必要ありませんので、出費を大幅に抑えることができます。

通常であれば保証料だけでも20〜30万円ほど掛かってしまいますので、初期費用を抑えたいと考えている方には最適な住宅ローンと言えるでしょう。

このように人気のフラット35ですが、実は中古マンション専用のフラット35もあるのです。

「中古マンションらくらくフラット35」という商品ですが、一定の条件をクリアすることで誰でも利用することができます。
「中古マンションらくらくフラット35」が発売されたのは平成23年10月なので、ぜひこの機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか?

「中古マンションらくらくフラット35」を利用するには、適合証明書を提出する必要があるのですが、過去にフラット35の利用があった中古マンションなどもホームページ上で確認することが出来るようになっています。

つまり、あなたが購入を検討している物件が、すでにフラット35を利用して住宅ローンが組まれている場合には、該当物件が厳しい基準をクリアしている優良物件であるという裏付けにもなっているのです。

詳しい申込み条件や適合物件の検索などについては住宅金融支援機構のホームページを参照してください。

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