中古マンション購入時に買い時はある?

中古マンション選びで難しいのが買い時です。新築分譲マンションであれば完成に向けて第一期販売、第二期販売というように時期をずらして行われますし、申込み締切日があるため、それまでに決断すれば良いのですが、中古マンションは新築分譲マンションと違い物件は1つなので、競争率が高く、購入するタイミングを誤りがちです。

だからと言って十分に検討しない内に購入して後悔はしたくありませんよね。
今回は中古マンションの買い時について簡単に説明していこうと思います。

中古マンションの買い時と市場動向の関係

中古マンションが市場に一番多く出ると言われている時期があるのをご存知ですか?
一般的には3月〜4月が中古マンションの売り物件が一番市場に出回る時期だと言われています。

その理由としては、転勤シーズンということもあるのですが、実は1年の中で一番離婚する人が多いのが、子供の学校問題などから3月らしいのです。離婚する夫婦が多いということは、それだけ財産分与でマイホームを手放す家族が多いということです。

離婚した家族が住んでいた物件なんて縁起が悪くて嫌だという人もいるでしょうが、そのような事は気にしないというのであれば、ぜひ参考にして欲しい情報の一つだと思います。

ちなみに結婚する人が最も多い月はジューンブライドの6月だと思っている人も多いようですが、実際には10月が圧倒的に多いそうです。つまり、8月〜10月はマンションを購入する人がそれだけ多いと考えることも出来ます。

物件数が多いからと言って必ずしも良い物件に巡り合えるとは限りませんが、選択肢が増えることは少なからずプラスになるのではないかと思います。

このようなことから考えると、中古マンションを購入するのであれば3月〜4月、マンションを売却するのであれば8月〜10月が、1年のなかで一番適している時期だと言えるのではないでしょうか。

不動産を高く売却したければ仲介業者選びが重要! 一括見積もりサイトを使って引越し料金を限界まで安くする方法

  このエントリーをはてなブックマークに追加