中古マンション購入と各種税金について

中古マンションを購入するということは、自分の財産が増えるということになります。

そのため購入後には様々な税金や諸経費が発生することになりますので、住宅ローンの支払いで税金が払えないとならない為にも、購入後にどのような税金や諸経費が発生するのかをしっかりと把握しておきましょう。

不動産取得税(取得時のみ)

不動産取得税は、新築でも中古でも、不動産を取得した場合に収める必要がある税金のことです。建物と土地に対してそれぞれ不動産取得税が掛かるようになっており、基本的には取得時の1回限りの納付になります。

基本的には取得時の建物と、土地の固定資産評価額を基準に算出されるため、2000万円の物件だから不動産取得税は○○万円などと断言することは出来ません。

しかし、税の軽減処置がありますので、2000万円ほどの物件であればほとんど不動産取得税を納める必要はない場合が多いようです。

固定資産税と都市計画税(毎年)

自己所有の不動産を取得した際に一番頭が痛いのが、固定資産税と都市計画税を毎年収めなければならないということです。

基本的には毎年1月1日時点の固定資産評価額に、基準の倍率を掛けた金額が納付額になります。

基準となる倍率は東京都の場合ですと、固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%となっています。
つまり、毎年固定資産税に1.7%を掛けた金額が、1年分の納税額ということになります。
固定資産税評価額が1000万円の場合だと、納税額は17万円ということになります。

税率は各自治体によって若干の違いがありますし、各種軽減処置もありますので詳しくは各自治体までお尋ねください。

管理費・修繕積立金

マンションの管理や修繕に充当される金額のことです。管理費や修繕積立金は各物件ごとに決められており、物件によっては築年数が経過するにつれ値上がりする場合もあります。

新築時は月々1万円ほどだったのが、築20年になると月々3万円という物件も珍しくありません。

上記で紹介した項目以外にも、物件によっては駐車場料金が掛かる場合もありますし、住宅ローン商品によっては毎年団体信用生命保険代金を支払う商品もあります。

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