フラット35を検討している場合は事前審査に注意

フラット35を利用して住宅ローンを組もうと考えている人は事前審査のタイミングに注意してください。
近年では「住宅ローン特約」を嫌がる売主が多くなっており、事前審査を受けている人でなければ売買交渉や仮契約に応じないという売主が増えています。
そのため、少しでも早い段階で事前審査を受けるようにしましょう。

フラット35の事前審査は日数が掛かる

一般的な民間の金融機関であれば住宅ローンの事前審査に掛かる日数は5日程度というのが平均的です。長くても1週間〜2週間だといわれています。
しかし、フラット35を利用する場合の事前審査は、4週間から6週間くらいが必要だと言われていますので、1ヶ月〜1ヶ月半ほど日数が掛かることになります。

こんなに日数が掛かるのであれば、掘り出し物件になればなるほど、確実に他の購入希望者に先を越されてしまいます。

そうならない為にも、フラット35で住宅ローンを検討している人は少しでも早い段階で事前審査の申込みをしておくようにしましょう。

フラット35の事前審査を受ける方法

フラット35は住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が融資を行っている住宅ローン商品なのですが、申込みの窓口は各種金融機関になっています。
つまり、銀行などの金融機関には、自社銀行が取り扱っている住宅ローン商品と住宅金融支援機構が取り扱うフラット35という2つの住宅ローン商品があることになります。

ですので、事前審査の申込みをフラット35を取り扱っている住宅金融支援機構ではなく、取り扱い窓口となっている各種金融機関になります。

実はちょっとした裏話なのですが、フラット35の事前審査は申込みをする金融機関によって日数が大きく違うと昔から言われています。
ある金融機関だと事前審査の結果がわかるまでに1週間程度なのに対し、別の金融機関では5週間ほど掛かる場合があります。
これはあくまでも噂なのですが、銀行によっては自社銀行の住宅ローン商品を優先したいために、フラット35は審査期間が長くなるように仕組んでいるという話もあります。

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