変動金利とは

変動金利とは、市場の経済情勢などに反映した金利商品のことをいいます。
つまり、市場が好景気となれば金利は上昇し、不景気となれば金利は下落するという考え方が一般的です。

変動金利の場合、毎年4月と10月の2回に渡り金利の見直しが行われることになります。見直された金利が反映されるのは、7月と1月の返済分からというのが一般的です。

ただし、返済額の変更は5年周期で行われますので、金利の変更が生じたからといってすぐに返済額に反映されるという訳ではありません。

また、金利が極端に上昇しても、金利上昇率は25%以内と決められています。

変動金利のメリット

2011年現在のように不景気の状況下ではかなり低い金利で住宅ローンが組める可能性が高い。

経済不況が続けば続くほど変動金利を選択した人には金利面で大きなメリットとなる。

経済状況を見ながら金利の変更が可能である。

変動金利のデメリット

毎月の返済額や完済額が確定しないので、将来的な生活設計を確定することができません。

5年後、10年後に1.2%だった金利が5.0%まで上昇するという可能性もあります。金利というのは下がる時にはゆっくり下がりますが、上がる時には急激に上昇します。

経済状況の先行きが読めない現代だからこそ、固定金利を選択する人が多いのも事実です。

変動金利のちょっと気になる話

2011年現在ですが、世界的に有名な投資家でもあるバフェット氏は社債の大半を固定金利型に借り換えたという記事をみたことがあります。

先見の目がある投資家が固定金利型に借り換えしたことにどのような意味があるのか真意は不明ですが、今後長期的な金利上昇を見越してとの考え方も出来るのではないでしょうか?

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