夫婦それぞれが正社員として働いている場合にはそれなりの収入が見込めることだと思います。
夫婦共に安定した収入がある場合だと住宅ローンの組み方にも色々な方法があります。
夫婦共働きで子供がいない場合
夫婦で共働きしており、子供も居ない状態であれば毎月の返済にもかなり余裕があるはずです。
このような状態で住宅ローンを組むのであれば、早い期間での完済を目指すのが一番良い方法だと思います。
特に将来的に子供を持つ可能性がないのであれば、15年や20年での完済も決して難しくないでしょう。金利が低い変動金利型の住宅ローンで早期完済を目指してみてはどうでしょうか?
夫婦共働きで共有名義の物件を購入する場合
夫婦共働きであれば購入予定の物件を夫婦の共有名義にして住宅ローンを組むという方法が選択可能になります。
夫婦であれば収入合算などで住宅ローンの借入れをするのが一般的だと思われがちですが、夫婦共有の名義にしておくことで様々なメリットを得ることが可能なのです。
物件を共有名義にすることで夫婦別々に住宅ローンが組めることになります。これは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
つまり、夫婦それぞれが住宅ローンを組むことで旦那名義の住宅ローンを長期固定金利型にしておき、妻名義の住宅ローンを金利が低い変動金利にしておき、預貯金が貯まった時点で繰り上げ返済するという方法も可能になるのです。
さらに、夫婦別々に住宅ローンを組むことで、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けることも可能になります。住宅ローン控除は収入合算の場合にはローン名義人だけしか控除を受けられませんので、夫婦別々に控除を受けられるのはこの方法だけなのです。