近年では独身者の住宅購入が増えています。そこで今回は独身男性と独身女性が住宅ローンを組む際のアドバイスをさせて頂こうと思います。

独身男性の場合

独身男性で住宅購入を検討する場合、多くの男性は将来的なことも考えてファミリータイプの2LDKから3DKくらいのマンションを購入する方が多いそうです。

独身ということもあり月々の出費はかなり抑えることができるので、住宅ローンの選択肢も豊富にあります。
今回オススメするのは、フラット35のように全期間固定型ではなく5年、10年固定金利というタイプです。

このような期間限定型の固定金利を選択しておくことで、金利を低く抑えることができますし、民間の金融機関であれば繰り上げ返済にも制限がありませんので、余剰金が発生した時点でドンドン繰り上げ返済することができます。

そしてなにより将来的に結婚、出産という状況の変化が起こった場合にも状況の変化に応じてローンの組み換えなどに素早く対応できます。

独身女性の場合

独身女性で住宅購入をする場合、独身男性のようにファミリータイプの物件ではなく、シングルタイプの住宅を購入する人が多いというのが特徴のようです。

つまり、独身女性の場合は将来的に結婚となった場合には当物件を売却したり、賃貸するという選択肢を優先させているのだと思います。

ちょっと前までは独身女性が住宅ローンを組むことは非常に難しかったですが、近年では女性向けの住宅ローンも登場するなど、独身女性でも安定した収入があれば比較的簡単に住宅ローンを組めるようになっています。

独身女性の場合、月々の出費も少なくて済みますので、金利が高い固定金利型よりも金利が低い変動金利型を選択して、早い段階でドンドン返済を実行する方が多いそうです。

住宅ローンも女性限定の商品がオススメです。女性限定商品であれば勤続年収や前年度収入などの条件も一般の住宅ローンより融資条件が緩和されている商品が多いからです。

さらに保証料や繰り上げ返済手数料などの面においても、一般の住宅ローン商品よりも優遇されている商品が多いようです。