高齢者世代の住宅事情

日本人の平均寿命をご存知ですか?男性で約79歳、女性だと約85歳でこの数字は世界一の長寿国なのです。

この数字をみてもわかるように日本国は稀にみる高齢者社会だと言えるでしょう。
そんな高齢者にも近年変化が見られます。近年では、子供が独立したので夫婦だけで静かに住める家にリフォームしたい、高齢者専用マンションを購入して老後をゆっくりと送りたいという方が急増しています。

そこで今回は高齢で住宅ローンを組むことが出来ないと諦めている人に、参考にしていただけるような情報を紹介しようと思います。

フラット35で安定返済

最近では高齢者でも借りられる住宅ローン商品は増えていますが、特に人気なのがフラット35だと思います。

フラット35であれば一定の条件さえクリアしていれば50代・60代でも十分に融資を受けることが可能です。
しかも全期間固定金利なので定年後に収入が減る場合でも年金などの収入を考え支払い計画を立てることができます。高齢者の場合、返済期間35年というのは難しくても完済年齢80歳までとう制度をフルに活用するようにしましょう。

高齢者向け返済特例制度とは

高齢になってくると現在の住まいをバリアフリー住宅へとリフォームしたり、利便性の良い高齢者専用マンションへと拠点を移すことを考える人が多いようですが、このような方にオススメの住宅ローンが「高齢者向け返済特例制度」です。

この高齢者向け返済特例制度とは、新たに融資を受けた住宅ローンの利息のみを毎月返済していくとう方式で元金を返済する必要は一切ありません。

ただし、60歳以上でないと利用できないなどいくつかの条件があります。

なぜ元金の返済をする必要がないかという疑問をお持ちになるでしょうが、仕組みは至って簡単です。つまり融資申込人が亡くなられた時の保険金が元金に充当されるという仕組みになっているのです。

この住宅ローンは住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が運営していますので安心度も高い商品です。

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