住宅ローンとは新築住宅の建築資金や中古住宅の購入資金、さらには土地の購入などの為に使用されるローンのことをいいます。
ですので、当然住宅関連以外に使用することは認められていません。
基本的に住宅ローンの使用が認められているのは以下の通りです。
- 新築住宅の購入・建築資金
- 分譲マンションの購入資金
- 中古住宅・中古分譲マンションの購入資金
- 土地の購入資金
- リフォーム・増改築の資金
- 住宅ローンの借り換え
上記のような用途であれば住宅ローンを利用することができますが、土地の購入に関しては、あくまでも住宅の建築を前提とした購入用途に限られます。
つまり、月極め駐車場などの用途の為の土地購入に関しては住宅ローンの利用は原則認められませんので、注意してください。
住宅ローンには公的融資と民間融資がある
住宅ローンには、一般的に「公的融資」と「民間融資」の2種類があります。
公的融資とは住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)や財形住宅融資などがあり、民間融資とは銀行や農協、ノンバンクなどが扱っている住宅ローンのことをいいます。
民間融資に比べ公的融資の方が一般的には低金利などメリットが多くあり人気だったのですが、2007年に住宅金融公庫が廃止されたことに伴い民間融資が台等してきており、最近では公的融資よりも民間融資の方が高い人気を誇っています。
住宅ローンの特徴
住宅ローンの最大の特徴は長期に渡る返済が組めることと、他のローン商品に比べて非常に低金利での借入れが可能なことにあります。
しかし、いくら低金利での借入れが可能といっても30年など長期に渡る借入れになるため、完済時の利息金額は莫大な金額なることも理解しておくようにしましょう。
また、最近では各金融機関から様々な住宅ローン商品が登場していますので、目的やライフプランに合った住宅ローン商品を利用することが可能になっています。