住宅ローンの仮審査(事前審査)と本審査

住宅ローンを利用する場合には、一般的に仮審査と本審査という2つの審査をパスする必要があります。

物件の契約前に行うのが仮審査で契約後に行うのが本審査ということになります。

一般的には仮審査で審査をパスしていれば本審査で断られることはほとんどありません。
ただし、新築住宅や新築分譲マンションなどは仮審査を受けて本審査をするまでの期間が結構空きますので、その間に仮審査時と比べて「退職した」「新たなローンを組んだ、」「大きな病気をした」など状況が変わってしまった場合などには要注意です。

また、仮審査時に借入れ状況や年収など嘘の申告をしている場合には本審査でマイナスポイントとなりますので、絶対に止めましょう。

基本的に仮審査は、あなたが申告した内容を銀行が総合的に判断するだけなので、申告内容が本当なのか嘘なのかを調べることはあまりありません。
しかし本審査となると申告内容に間違いや虚偽がないかを保証会社などが詳しく調べますので、嘘の申告をしていても必ずばれることになります。

仮審査(事前審査)と本審査の違い

よく聞く話で、住宅ローンの仮審査は3日〜1週間くらいで結果が出たのに対し、本審査には2週間〜1ヶ月ほど掛かったという人がいます。

これは上記でも書いているように、仮審査はあくまでもあなた自身が申告した内容を元に審査しているだけに対して、本審査ではまったく別次元で調査を行っているからなのです。

本審査となると、各信用情報会社であなたの借入れ履歴や返済履歴を細かく調べることになりますし、実際に調査員が現地に出向き土地建物などの物件調査も細かく行われます。

このように人的要素や物理的要素まで細かく調査しているため、本審査の審査結果が出るまでには相当な時間が掛かると言われています。

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