住宅ローンに地震保険は必須?

火災保険と違い地震保険は住宅ローンの契約に絶対必要という商品ではありません。
そのため、地震保険の加入率は2010年で24%程度です。
しかし、2000年の時点では地震保険の加入率は16%程度でしたので、確実に増加傾向にあります。

2011年甚大被害をもたらした東日本大震災の影響もあり地震保険の加入世帯は今後さらに増加する傾向なのは間違いありません。

火災保険だけではダメなの?

わざわざ地震保険に加入しなくても火災保険に加入しているから大丈夫だと言っている人がいますが、これは大きな間違いです。

基本的に火災保険では地震による倒壊や火災は一切保障されませんので、地震によって発生した火災などの場合には何の保障も受けられません。

さらに地震保険は基本的に火災保険のオプションとなっていますので、地震保険のみに加入することも出来ません。

地震保険の現状

上記でも書いていますが、地震保険の加入率は年々高まりつつあり、東日本大震災の影響で今後も加入率は増加することが予測されています。
2010年現在、住宅ローンを組む場合に火災保険に加入することになりますが、2010年現在では、火災保険に加入する人の46%の人が同時に地震保険のオプションに加入しているそうです。

約半数近くの人が地震保険に加入していることになりますが、地震大国と言われる日本においてはまだまだ十分な加入率だとは言えないでしょう。

加入率がなかなか伸びない理由のひとつに地震保険の補償限度額が影響しているとも言われています。地震保険で家が倒壊したり火災にあっても全額保障されると言う訳ではなく、一般的には火災保険保障額の50%までしか保障されないというのが現状です。

地震保険の更新を忘れずに

火災保険は10年満期や30年満期という商品がありますが、地震保険は最長5年となっています。そのため、5年ごとに契約更新する必要があります。

ただし、更新手続きは基本的に自動更新なので、問題ないのですが5年毎の更新なので、保険料が口座に入っていないなどという凡ミスを起こさないように注意してください。

もちろん必ずしも5年満期にする必要はありません。1年満期でも可能ですが、5年一括払いの方が割引もありますのでお得です。

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