納税額は住宅の大きさや評価によって異なる!?

住宅を購入すると固定資産税や都市計画税という税金を支払わなければならないということはほとんどの方が知っているのですが、その内容に関してはまったく無知だという人が多いのも事実です。

今回はこの「固定資産税」と「都市計画税」について簡単に説明していきますので、ここである程度の概要だけでも習得しておきましょう。

固定資産税と都市計画税は毎年支払います

不動産取得税のように住宅を購入した場合に1度だけ支払えば良いと思っている人も多いようですが、「固定資産税」や「都市計画税」は毎年1月1日の時点で不動産を所有している限り必ず納税する必要があります。

納税額については固定資産税評価額が大きく関係してきますので、年数が経ち建物の評価が低くなるとそれだけ収める税金も低くなります。

新築住宅だと固定資産税が軽減される

新築の住宅を購入した場合には建物に対する固定資産税が一定期間だけ半分に軽減される制度があります。
この制度は一般の住宅で3年間、耐火・準耐火建物だと3階建て以上で5年間受けることができます。

土地に対しても同じように固定資産税が軽減されます。住宅用地であることが条件で200u以下だと6分の1、200u以上だと3分の1となります。

都市計画税の軽減措置について

残念ながら都市計画税に関しては建物の軽減措置はありませんが、土地に関しては200u以下だと3分の1、200u以上で3分の2が軽減されることになります。

固定資産税と都市計画税どちらの制度を受ける場合でも特別申請する必要はありませんので覚えておく程度で問題ないのですが、軽減期間が終わると一気に納税額が倍増しますので、その分の資金を計算しておくことを忘れないようにしましょう。

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