縮尺図面は統一しておこう

今回はモデルルーム見学に行った際のマル秘テクニックをご紹介したいと思います。

モデルルームの見学をする場合、仕事が休みの土日にまとめて3社〜5社くらいまわる方が多いというアンケート結果を見たことがあります。
実際に3社〜5社を一度にまわっていると、各分譲マンションの特徴も薄れてくると思いますので、そこでぜひ実践して欲しいテクニックがあります。

それは、モデルルームに入ったあとすぐに、営業スタッフにお願いして間取り図面をもらうようにすることです。

そして、下見をした際に得た情報は、もらった間取り図面に直接書き込むようにします。
そうすることで家に帰ってから比較検討するときに、「どの物件のどこが気になったのか?」を思い出すことが簡単になるからです。

図面は100分の1で統一する

ここで注意して欲しいのが、各社でもらう図面の縮尺です。
各業者によって図面の縮尺はバラバラになっているので、50分の1縮尺の図面もあれば、80分の1縮尺や100分の1縮尺などもあるはずです。

このままでは、家に帰って比較する時に統一感がないので、実際の間取りをイメージしづらくなってしまいます。

そこでぜひ実践してもらいたいのが、同じ縮尺の図面をもらってくるというテクニックです。

特に私のおすすめは尺度は「100分の1縮尺図面」です。
なぜ100分の1がお薦めかというと、普通に販売されている定規の1cmが1mという尺度になっていますので、実際の広さがイメージしやすいからです。

もし80分の1縮尺の図面を出された場合には、「100分の1縮尺の図面でもらえませんか?」とその場でたずねてみましょう。
ほとんどの場合は事務所にコピー機が置いてあるはずなので、100分の1縮尺の図面がない場合でも、拡大縮小で100分の1縮尺に合わせた図面を作成してくれるはずです。

万一それをしてくれないような営業マンであれば、はっきり言って営業マン失格ですので、遠慮なく担当を変わってもらうようにしましょう。

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