建築家に依頼したからといってオシャレな住宅になるとは限らない

建築家と聞けば、オシャレな住宅を建ててくれる人だと思っている方が多いようです。
確かにテレビ番組などでみる、建築家は施主の希望を最大限に考慮した上で、オシャレな家を造ってくれます。

しかし、実際には建築家と言われる人が、どのようなお仕事をしているのか?
どのような手順で相談〜引き渡しまでに携わるのか?基本的なことをまったく詳しく知らないという方も少なくはないでしょうか?

建築家と呼ばれる方は、別な呼び方では建築士や設計士といいます。
つまり、家を建てることがお仕事ではなく、あくまでも設計や工事管理などが本業となることを覚えておきましょう。

建築家の仕事内容

建築家が施主から依頼を受けると、最初に取りかかるのが、どのような住宅を希望しているのかというヒアリングです。

何度も何度も施主との話し合いをして、施主が希望する理想の間取りを完成させます。
この時点ですでに、7割程度の仕事が完了したことになります。

建築家は大工ではありませんので、実際に住宅を建てることはありません。
建築工事は、付き合いがある建築会社に依頼するのが一般的です。

後は依頼を受けた建築会社が、設計図通りの住宅を建てていくのですが、建築家にも大事な仕事が残っています。

そのお仕事とは、建築会社が設計図通りの住宅を建てているのか、しっかりと監督する役目があるのです。つまり、本来は手抜き工事などが行われていないか、施主本人が現場に何度も出向き確認するのですが、その役目を建築家が代行してくれるというわけです。

建築家に依頼する施主が急増していますが、これだけは言っておきます。
建築家のすべてが、テレビでみるようなオシャレな家を建ててくれる訳ではありません。

多くの建築家は、普通にハウスメーカーや工務店から設計の依頼を受けて仕事をしている人たちです。

建築家に依頼する際には、ネットなどで良く下調べをしてから相談に行くことをオススメします。

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