築年数が経っているマンションなら修繕のための出費も・・・

中古マンションは、いくらキレイな物件と言ってもあくまでも中古です。

築年数が3年以内とかの物件であれば問題はほとんどありませんが、築年数10年、20年という物件であれば、予算の中に修繕費を計算に入れておくことをオススメします。

中古マンションの思わぬ出費について

中古マンションを購入する場合に注意してほしいのがクロスやフローリングなどの内装関係です。

基本的には売主側が汚れたクロスや傷ついたフローリングなどを修繕してから販売されているのですが、なかには現状維持のままで販売している物件もあります。

このような物件を購入してしまうと、クロスを新たに張り替えたり、フローリングの補修などで思わぬ出費となってしまいます。

3LDK(70u)の中古マンションでクロスを全面張り替えると50万円〜80万円ほど費用が掛かると言われていますので、かなりの出費となってしまいますよね。

管理が悪い物件を購入すると予定外の出費が掛かる場合がある

さらに中古マンションを購入する際に注意しておかなければならないのが、外壁の塗り替えや古くなった駐輪場の建替えなど、マンション全体の修繕です。

管理がしっかりしているマンションであれば、マンション全体の修繕費用は毎月積み立てているのですが、管理が悪い物件や修繕管理費が異常に安い物件などは修繕積立金が不足しており、大規模な修繕時には入居者から管理積立費とは別に費用を徴収することも珍しくありません。

また、中古として購入した世帯には修繕積立金として過去数年分を入居時に一括納金するように決まっている場合もあります。
例えば月々15000円という計算でも、過去5年分となると合計で90万円にもなり、決して簡単に払える金額ではありません。

このように購入後のトラブルを避ける為にも、購入前に仲介業者などにしっかりと確認しておくようにしましょう。

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