入居者とのトラブルを避けるために

購入を検討している中古マンションがある場合ですが、その部屋の隣人はどのような方が住んでいるのか誰もが気になる事だと思います。

そこで今回はマンションの現居住者についての注意点などを簡単に紹介していきたいと思います。

マンション居住者全体の年齢層

最近では高齢者向けに建設されているマンションが急増しています。
高齢者専用ではありませんので、一般の人でも購入することができるのですが、やはり入居者は高齢者が目立ちます。このような物件は新築時であれば大々的に宣伝されているのですが、中古マンションとなると高齢者向けマンションだとは知らずに購入してしまうというケースもあるようです。

このようなマンションを購入してしまうと、同じコミュニティー全体が高齢者ということにもなりかねません。

高齢者が悪いと言っている訳ではなく、やはり小さなお子さんを持っているご家族であれば、情報交換や学校行事などの面でも同年代の家族が多く居住している物件の方が、なにかと便利だと思います。

中古マンションを購入する際にはどのような年代の方が多く住んでいるのかを必ずチェックしておくのが良いでしょう。

単身者世帯の割合

分譲マンションの多くは家族向けの2LDKや3LDKですが、なかには物件の2割〜3割を1LDKなどの単身者用の物件として販売しているマンションも珍しくありません。

ファミリー世帯に比べて単身者世帯はライフスタイルなども違いますので、騒音問題や部外者の出入りなど様々なトラブルを招く可能性があります。

さらに単身者は若年層が多いとい事もあり、マンションに対する管理意識が低い人が多いというのも事実です。そのため、管理費の値上げや臨時修繕費などの徴収に猛反対する人もいるそうです。

このような方が多くなればなるほど、マンションの維持管理は困難になり、管理面での心配も出てきてしまいますし、そうなると当然、マンション全体の資産価値も下がってしまうというリスクがあります。

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