今回は住宅リフォームに関係している補助金制度を一挙に紹介しますが、これだけはぜひ覚えておいてください。それは「補助金は申請しないともらえない」ということです。
どんなに魅力的な補助金制度でも適正な方法で申請を行わないと一切もらえなくなります。
耐震補強リフォームの補助金
1995年に発生した阪神淡路大震災を機に住宅の耐震補強は急激に加速することになり、平成12年には建築基準法そのものが大幅に改正されることになりました。
しかし、平成12年以前に建築された住宅には、十分な耐震強度を備えていない住宅が多くあるのも事実であり、これらの住宅を支援するために耐震補強リフォームの補助金が支給されています。
自治体によっては、無料で耐震診断を行っている場合もあります。
バリアフリーリフォームの補助金
バリアフリー住宅に関する補助金で代表的なのが「介護保険を利用した補助金」が有名です。詳しくは※「バリアフリー住宅へのリフォーム」で紹介しています。
さらに各自治体独自の補助金や助成金制度も多く用意されていますので、リフォーム業者や各自治体の高齢者相談窓口である福祉課などに相談してみることをオススメします。
環境問題に特化したリフォームの補助金
環境問題をテーマにしたリフォーム補助金は驚くほどあります。
なかでも、人気なのがエネルギー住宅の補助・助成金制度です。太陽光発電やエコキュートなどの給湯システムの補助金が多く利用されています。
その他にも環境問題の補助・助成金は数多くあり、なかには生ゴミ処理機や屋上やベランダを緑化することで得られる助成金も自治体によってはあるのです。
このように数多くの補助金や助成金がありますが、最初に紹介したように補助金や助成金は知らないと利用することは当然できませんし、適正な申請を行わないと貰えないものばかりです。
これらの補助金や助成金を素人である私たちが全て熟知することは非常に労力と時間が掛かってしまいます。
リフォーム業者を選ぶ際に、補助金や助成金を熟知している営業マンだと無駄な出費を最小限に抑えることも可能になります。
これらの知識はそう簡単には身につけることはできませんので、リフォーム経験豊富な業者や営業マンを選ぶ時の参考に補助金制度などの話を聞いてみるのも1つの手段だと思います。