リフォームローンの種類と選ぶポイントについて

住宅ローンとリフォームローンを同じだと考えている人は意外と多くいますが、この2つのローンはまったく別物です。

リフォームローンは各融資機関よって違いはありますが、平均すると30万円〜300万円程度の限度額が設定されている場合が多く、審査基準も審査期間も比較的低くなっています。

リフォームローンの種類

リフォームローンには「公的融資」と「民間融資」の2種類があります。
公的融資は固定金利なので金利が低い反面、審査基準が厳しく使用用途にも制限が細かく設けられています。

民間融資は公的融資と比較すると金利は若干割高ですが、審査基準が緩く、使用用途も柔軟に設定されています。
さらにプランも多数あり、固定金利や変動金利など自信のライフプランに合わせて選べるメリットがあります。

リフォームローンの金利は各金融機関によって多少の違いはありますが、公的機関で1.0%前後、民間機関で1.0〜2.0%前後と、そう高くはありません。

10年以内の完済と月々の返済額は15%以内を目安にする

リフォームローンを組む際には、できるだけ短期返済型を選ぶのがポイントです。

一般的に住宅ローンは30年や35年という長期ローンを組んでいる方が多いと思いますが、これらの返済が終わってもいないのに新たなローンを組むことは家計を圧迫することになります。

リフォームは出来る限り自己資金でまかない、どうしても不足する部分だけをリフォームローンで対応するのが良いでしょう。

一般的にリフォームローンの目安は10年以内の返済と、月々の返済額を収入の15%以内に抑えることが重要だと言われています。

リフォームローンを組む際には諸費用も忘れずに

リフォームローンは通常の住宅ローン同様に自宅を抵当権設定する場合には様々な諸費用が必要になりますので、忘れずに予算計上しておきましょう。

必要となる諸費用で代表的なものが「抵当権の登記費用」「ローン保証料」「実行手数料」「火災保険」などです。

他にも団体信用生命保険などへ加入を義務付けている商品もあります。

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