高級分譲マンションの値引き交渉について

今回は高級分譲マンションの値引きについて気になる点を書いてみたいと思います。

ズバリ、分譲マンションの値引きって本当にできるのでしょうか?
ましてやそれが高級分譲マンションとなるとさらに値引き交渉は難しいことが想像できてしまいますよね。

インターネットなどでマンションの値引き術を紹介しているサイトは数多くありますが、高級分譲マンションの値引きについて書かれているサイトはほとんど見かけることがありません。

テレビや自動車などで値引き交渉を行うのは、今や自然な事ですが、これは競合他社の存在があるから出来ることであり、立地・間取りなど全てにおいて当該物件以外に同じものが存在しない分譲マンションでは通用しにくいからです。

とくに販売開始直後の分譲マンションでは値引き交渉は非常に難しく困難であることが予想されます。

どうしても値引きされた物件を狙いたいのであれば、販売開始から時間が経っている物件や既に完成している物件に的を絞る必要があると思います。

完成後1年経つと全ての物件が中古物件となる

なかなか値引きが難しい新築分譲マンションですが、実はひとつ耳寄りな情報があります。
それは、一般の分譲マンションであっても高級分譲マンションであっても、「完成後1年間」を過ぎると、売却が決まっていない物件の全てが「中古物件」という扱いになるという点です。

もし中古物件になってしまうと新築物件としての価値は当然なくなってしまいます。
また、金融機関の評価額も下がることになりますので、購入する際の融資限度額などに大きな影響を及ぼすことになります。

融資限度額が下がるということは、それなりの自己資金を用意できる人しか購入できなくなりますので、ただでさえ1年間売れなかった物件が、さらに売却が難しくなるということになってしまうわけです。

したがって、どの御者もこうなる前に大幅な値引きをしてでも全ての物件を売り切りたいと考えるのです。

まさにこの時が大幅な値引き交渉のチャンスです。これは高級マンションでも同じですので、大幅な値引きを狙うのであれば、完成後6ヶ月程度を過ぎた物件を狙うのがよいでしょう。

ただし、多くの部屋が売れ残っている物件には、必ず何かしらの原因があるということも忘れてはいけません。なぜ売れ残っているのか?なぜ人気がないのか?をキチンと把握してから購入することをお薦めします。

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