将来的な利用方法についても考えておこう

新築分譲マンションを購入した人は、一戸建てを購入した人と比較して、将来的に物件を賃貸で貸し出すか、あるいは売買する人が多くいるそうです。

これは、子供の成長に合わせて一戸建てへと移り住む人や、将来的にご両親と同居することになり、実家を二世帯住宅へと建てなおす人が多いことが理由ではないかと言われています。

また、最近では独身者層の若い人が、賃貸物件に住んで毎月家賃を支払うくらいなら、将来的に資産価値があり、賃貸物件として貸し出せる分譲マンションを購入した方がお得だと考えて、購入するケースが増えているようです。

このような点からも、もし新築の分譲マンションを購入するのであれば、将来的な利用方法まで考えてから買った方が安心だと言えるでしょう。

将来的に賃貸物件として運用する

分譲マンションは駅近物件など立地条件が揃っている場合が多く、賃貸物件として貸し出せば高い人気があります。賃貸目的で建築された同じ間取りのマンションと比較しても、分譲マンションというだけで120%〜150%UPくらいの家賃で貸し出すことも可能です。

すなわち、2LDKの賃貸マンションで10万円が家賃相場の地域であれば、分譲マンションだと15万円程度でで貸し出すことも可能なのです。

将来的に売却を考えておく

とりあえず今は利便性に優れた分譲マンションを購入しておいて、将来的には一戸建てに移り住みたいと思っている人は数多くいます。このような考えを持っている人は、将来的に売買することを考えた物件購入をしておかなければなりません。

分譲マンションは、利便性の良さなどの「立地条件」で将来的な人気が決まるといっても過言ではありません。購入当時にいくら最新のセキュリティなどを完備している分譲マンションでも、売却する10年後や20年後には購入時の設備は古くなってしまっているからです。

したがって、設備のように簡単に劣化することのない「立地条件」こそが、売却をする上ではもっとも重要なポイントだと言えるでしょう。


将来的な利用価値までを考えて物件購入する人は、ぜひ

  • 自分が借りるなら
  • 自分が中古物件として購入するなら

という目線で、物件を検討し直してみましょう。時には友人などに意見を求めてみるのも、客観的な見方ができて良いかもしれませんね。

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