昔にくらべ、ご近所との付き合いが薄くなったとはいえ、やはり引っ越しなどの挨拶はしておくことをオススメします。特に新しく引っ越す先の住人や管理人、家主だけでも行っておきましょう。
転居の挨拶は必要か
「現在住んでいる物件住人への挨拶は必要なのか?」という質問を度々されることがありましたが、これはさほど必要ではありません。
付合いが深い方などがいる場合には、その方だけにはキッチリと挨拶をしておいた方が良いでしょうが、同じ物件の住人だからといって付合いが無かった人にまで挨拶をして廻る必要はありません。
引っ越しの挨拶は当日か翌日までに
新しい物件での挨拶廻りは絶対にした方が良いです。基本的には、上下と両隣は絶対に挨拶に行き、できれば同じ階の住人には挨拶しておいた方が良いでしょう。
ただし、引っ越し先の物件がアパートやハイツ・コーポなどのように10世帯未満の場合には、全ての住居者に挨拶しておくことをオススメします。
挨拶時の粗品は500円〜1000円程度
「挨拶時になにを粗品で持っていくのが良いのか?」と悩まれる人も多いと思いますが、あまり気にする必要はありません。品物よりも挨拶に来たか、来なかったかというのが大事なのです。
ですので、粗品はタオルなどの実用品で十分です。よくクッキーなどの詰め合わせなどを持っていかれる人がいますが、食用品は避けた方が無難です。
家主への挨拶も忘れずに
不動産会社での賃貸契約の際に家主が同席することも少なくなりましたので、1度も家主と会ったことがないという方も少なくないはずです。
しかし、引っ越しの際に家主に挨拶しておくことを強くオススメします。私も不動産会社の営業マンをしていたので家主との付き合いは多くありましたが、家主は意外と入居者のことをしっかり把握しています。
ですので、「あの入居者は年賀状を送ってくれる」、「あの入居者は引っ越し時に挨拶してくれた」などを意外と覚えているのです。
家主には気に入られておくに越したことはありませんので、引っ越し時に挨拶しておくだけでも随分と印象が違うはずです。