最近急増している原状回復による敷金トラブルを避けるためには普段からいろいろな面で意識しておくと良いでしょう。今回は原状回復を最小限に抑えるコツを紹介していこうと思います。
愛煙家の人は要注意
煙草のヤニが壁紙に付着すると壁紙が黄色く変色してしまいます。こうなると退去時の壁紙張り替えは避けられません。愛煙家の方は出来るだけ換気扇の下やベランダなどで煙草を吸うように心がけておくのが良いでしょう。
それと、入居当時の壁紙の汚れ具合も忘れずにチェックしておき、汚れがひどい部分などは入居時に不動産の担当者に報告しておき、デジカメなどで撮影しておくと良いでしょう。
退去時の清掃はシッカリする
退去時の清掃をシッカリやっておくと、清掃業者などに依頼して掃除を行う必要もなくなりますので、大幅に敷金からの出費を抑えることができます。
とくに、キッチン、バスルーム、トイレなど水廻りの清掃はしっかり行っておきましょう。
その他の注意点
ほかにも
- 壁に釘を使わない
- フローリングのワックスは日頃からこまめにかける
- 冷蔵庫やコンロの電気焼けを予防する
などがあります。
とくに冷蔵庫などは壁に密着していると、すぐに壁が焼けて黒くなってしまいますので、ダンボールを壁と冷蔵庫の間に挟んでおくなどの対策が必要です。
また、ペットを飼っている場合は、必ずフローリングの上に絨毯などを敷いておき、柱などもカバーを被せておきましょう。