友達や会社の同僚などのように、知り合い同士で生活をするルームシェアとは違い、多くのケースが他人同士というシェアハウスでは、最低限のルールをキチンと作っておくことをお勧めします。
基本的には管理会社や大家さんが存在しており、既に最低限のルールが決まっている物件が多いのですが、私から最低限決めておきたい5つのルールを提案しておきますので、参考にして頂ければと思います。
シェアハウスを成功させる5つのルール
お金の貸し借りは絶対にしない
掃除に関するルールを徹底的に決めておく
来客についてのルールを決めておく
プライベートの時間を大切にする
共有品についてのルールを決めておく
お金の貸し借りは絶対にしない
シェアハウスにおいて絶対にNGなのが、お金の貸し借りです。これはどんな理由であれやってはいけません。「給料日に返すから5000円貸して」とか「今月給料少なかったから光熱費払っておいて、来月はあなたの分まで私が払うから」など、いろいろなケースがありますが、金額や状況に関係なく、お金の貸し借りは絶対にトラブルの原因となりますので止めておきましょう。もし、同居人がしつこくお金を貸して欲しいと言ってくるようであれば早い段階で管理会社に相談をして、しかるべき処置を取ってもらうことをお勧めします。
掃除に関するルールを徹底的に決めておく
曜日によって掃除当番が決まっていたり、掃除する場所が割り振られていたりするケースが多いのですが、それだけでは不十分です。できれば、どの程度の掃除をするのか?掃除をするのは何時から何時の間というように、細かくルールを決めておくのがベストだと思います。
自分はキチンと掃除をしたつもりでも、他の方からみれば掃除が行き届いていないと思われるケースもあります。また、夜に掃除をしようと思っていたのに、他の同居人から「今日はあなたが掃除当番なのにサボっている」と指摘されることもあります。
来客についてのルールを決めておく
やっぱり多いのが来客に関するトラブルです。恋人を毎日のように部屋に連れ込んでいる、大勢の友人を招き夜遅くまで騒いでいるなど、自分が楽しくても同居人からすれば迷惑以外の何者でもありません。例えば2人以上の友人を招く場合は事前に同居者全員の許可取るようにするとか、夜の24時までには来客者を帰すというように細かなルール設定をしておくことをお勧めします。
プライベートの時間を大切にする
いくら同居人だといってもプライベートな時間は大切です。そのために各部屋のドアにホワイトボードなどを取り付け、「睡眠中」や「仕事中なので声をかけないでください」のように同居人に対し、自分の状況を伝えることも大事だと思います。
共有品についてのルールを決めておく
以外にトラブルの原因になりやすいのが共有品についてです。リビングのティッシュ、トイレットペーパー、料理時の調味料、食器洗剤やトイレ掃除用具など、共有して使用する品物について、どのようにして購入するのか?誰が買いにいくのか?など、細かなルールを決めておくようにしましょう。できれば、各自が毎月1000円ずつでもいいので「共有物品購入費用」という感じで資金の管理をしておくのが良いでしょう。