テレビドラマなどの影響もあり、20代・30代を中心に広がりをみせつつあるルームシェアやシェアハウスですが、あくまでも数ある選択肢の一つだと考えるのが良いでしょう。
つまり、シェアハウスやルームシェアに向いている人もいれば、そうでない人もいるということです。自分にあったライフスタイルをみつけることが一番重要だと思います。
そこで今回は、どのような人がシェアハウスやルームシェアに向いているのか、または不向きなのかを簡単に説明していきたいと思いますので、参考にして頂ければと思います。
シェアハウスの生活に向いている人
シェアハウスの原則として、他人の生活習慣を許容できる人、人と接するのが好きな人というものが挙げられます。年齢や性別は当然として、育ってきた環境がまるで違う人同士が共同で生活を送るのですから、当然価値観の違いや生活習慣の違いが発生します。
それらを許容できる人でないとシェアハウスには向きません。
また、人と話をするのが好きだからといって必ずしもシェアハウスに向いている人だとは限りません。自分が話すばかりでなく、人の話もキチンと聞くことができなければシェアハウスに向いている人だとは言い難いです。
ルームシェアとは違い、シェアハウスでは最低限のルールやマナーが決められていることが一般的です。つまり、集団生活に馴染めることが最低条件ということになります。
【シェアハウスに向いている人】
・他人の価値観を理解できる人
・人の話を聞くのが好きな人
・人が好きな人
・集団行動が得意な人
シェアハウスの生活には向いていない人
シェアハウスでトラブルの原因となりやすいのが、価値観の違いです。例えば、トイレの後は必ず便座蓋を降ろすのが常識だという人、食後すぐに食器を洗うのが常識だと思う人など、その人の価値観というのは育ってきた環境などにより大きく異なることがあります。
つまり、自分がこうだから、相手にもこうして欲しいという価値観を押し付ける人はシェアハウスのような共同生活には不向きだと言えます。また、その逆もしかりです。自分の主張をまったくできない人もシェアハウスのようなスタイルは少し難しいでしょう。
シェアハウスのように共同生活を送る上で大事なのは、自分と人とは育ってきた環境も違うから、考え方も価値観も違うのが当然だという理解力、すなわち「思いやり」です。
何でもかんでも、自分の物差しで物事を計るようでは、シェアハウス生活を満喫することはできません。
多少のことは我慢する忍耐力、そしてどうしても納得できないことや我慢できないことがあれば、それをみんなで話し合うだけのコミュニケーション力が絶対的に必要になります。
【シェアハウスに向かない人】
・自分に甘く、他人に厳しい人
・他人に依存しすぎる人
・几帳面な人(潔癖すぎる人)
・自分の主張ができない人
向いている人・向かない人のまとめ
上記でいろいろと例を挙げてきましたが、やっぱり最終的にいえるのはお互いを思いやることができる心と最低限のルールだと思います。この2つを守って入れば、そうそうトラブルが起きることはありません。また、ルームシェアとは違い、管理会社が介入してくれますので、何でも自分たちだけで解決しようとせず、管理会社などに早い段階で相談をするのも良い方法だと思います。