ブラックリストでも賃貸契約できるのか

ブラックリストに登録されている人の賃貸契約について

賃貸物件を借りる際には必ず入居審査というものがありますが、ブラックリストなどに登録されているような人は審査で落されてしまうのでしょうか？

他の記事でも書きましたが、基本的に賃貸物件の入居審査というものは不動産会社と家主で行われます。

したがって、銀行やクレジットカードのような審査がある訳ではありませんので、入居審査申込人が過去に自己破産や債務整理などでブラックリストに登録されていたとしても関係ありません。

ただし、初期費用などを分割ローンやクレジットカードで決済するには、審査を受けることになりますので、ブラックリストに登録されていると審査の段階で落されてしまう可能性が高いでしょう。

一般的な入居審査であれば、ブラックリストなどに登録されていても審査に影響はありませんが、保証人として家賃保証会社にお願いする場合はちょっと事情が変わってきます。

家賃保証会社の審査では、

まで調査されることになりますので、基本的にブラックリストに登録されていると、ほぼ審査の段階で落されてしまうことになります。ブラックリストに登録されており、保証人が誰も居ないとなると賃貸物件を契約するのは相当難しいと思います。

これまでの説明でブラックリスト登録者で保証人が確保できない場合には、賃貸物件の契約が相当難しいと言いましたが、絶対に無理だという訳ではありません。

その方法の1つとして、ウィークリーマンションやマンスリーマンションという手段があります。ウィークリーやマンスリーの場合には、利用料金を前払いする制度となっていますので、保証人を立てる必要がありません。

初期費用は多少掛かりますが、上記のような人にはもっとも有効な手段だと思います。