新たに賃貸物件を借りるとなると初期費用などいろいろと出費がかさみますので、引っ越し費用などを少しでも安く済ませたいと思う人も多いと思います。あまり荷物が多くない場合などは、自家用車やレンタカーを借りて友人に手伝ってもらえば引っ越し費用をかなり抑えることができるでしょう。

しかし、引っ越しには様々なトラブルが発生する場合がありますので、できれば専門の業者に依頼して行うことをオススメします。

搬入・搬出時のトラブル

私は不動産会社で営業マンをしていましたので、様々な引っ越し時のトラブルを目撃してきました。

専門の引っ越し業者に依頼するとかなりの費用がかかりますので、同一市内などで引っ越しをされる場合は、友人などに手伝ってもらい、自分たちだけで引っ越しをされる方が多くいます。

このような時によく起こるトラブルが、手伝いに来てくれている友人がテレビを落としてしまい、フローリングなどの床に大きな傷をつけてしまうということです。もちろん、傷つけた床は入居者が補修をしなければなりませんが、まさか手伝いに来てくれている友人に「補修費を払ってくれ。」とは言えませんよね。

フローリングは傷つけた一部分のみを交換できないケースも多く、部屋のフローリング全体を張り替える場合もあります。そうなると費用は軽く10万円を超えてしまいます。

その他のトラブル

トラブルは搬出・搬入時だけではありません。引っ越し先の物件へ荷物を運んでいる最中に手伝いにきている友人が自動車事故を起こしたケースもありました。

他にも照明器具を取り外そうとして脚立から落ちて骨折したケースや、手伝いに来てくれている友人同士が荷物の運び出し方でケンカになったケースもあります。さらにちょっとビックリしたのが、荷物の搬出中にトラックに載せておいた荷物が盗難にあうという事件もありました。

このようにお金には変えられないようなトラブルが発生することも十分に考えられますので、引っ越しの際にはなるばく専門の引っ越し業者を使うことをオススメします。

引っ越し業者では、様々なトラブル時の保険が掛けられていますので、物件に傷をつけた場合や搬送中に事故を起こした場合でも、荷物が盗難にあった場合でも全て保険でカバーできるようになっています。