一戸建ての賃貸物件は一般的なアパートやマンションと比べて物件数が圧倒的に少ないはずです。同じ地域に同じような一戸建ての賃貸物件があることは、非常に稀です。そこで問題となるのが家賃が適切な金額であるのかという問題です。
家賃相場が判断しづらい
一戸建ての賃貸物件は近くに同じような条件の賃貸が少ないため、家賃相場を判断しづらいというデメリットがあります。
4LDKの賃貸マンションと同じく4LDKの一戸建て賃貸物件では家賃相場は大きく違います。参考までに私が住んでいる地域だと、どちらの物件も築10年とした場合の家賃は、マンションだと12万円(駐車場別途2万円)ですが、一戸建てだと家賃18万円前後になります。
もちろん同じ4LDKでも一戸建ての方が平米数も広くなる場合が多いので、比較するのは難しいようです。
家賃相場が判断しづらいメリットもある
家賃相場が判断しづらいことが必ずしもデメリットとなるわけではありません。ちょっと考え方を変えると、比較する家賃相場がないので、家主もその家賃が高いのか安いのか判断できません。
このような一戸建て物件は、基本的に不動産会社が大まかな家賃を決めている場合が多いので、比較的家賃の値引き交渉が成功しやすいと言われています。
「ダメでも仕方ない!」くらいの気持ちで大幅な家賃値引きを交渉してみることをオススメします。家主側が早く入居者を決めたいと思っている場合は高確率で値引きが成功すると思います。
大手不動産サイトを活用する
大手の不動産サイトなどには、各地域やマンション・アパート・一戸建てなどの家賃相場を調べることができるようになっていますので、家賃相場の目安にするぜひ活用しましょう。