私が不動産会社の営業マンをしていたときに感じたことなのですが、ほとんどのお客さんが物件下見時に室内のチェックしか行わないことを疑問に思っていました。
割合でいくと9割程度のお客さんが室内のみしか物件下見をしないのです。私は当然、お客さんに対して、室内以外で敷地内や周辺地域のチェックポイントも細かく説明して、案内していたのですが、多くのお客さんが「こんな所までチェックするように教えてくれたのは初めてです」と言って契約まで至っていました。
ゴミステーションをチェック
ゴミステーションは必ずチェックしておきたいポイントの1つです。ゴミ出しは日常的に行う行為ですので、敷地内と敷地外のどちらにゴミステーションがあるのかをチェックしておきましょう。
さらに、敷地内にゴミステーションがある場合だと、ゴミ回収業務を民間業者へ委託している場合が多いので、指定ゴミ袋を使う必要もありませんし、細かく分別を行う必要もありませんので、入居者には非常に重宝されています。
大型賃貸マンションなどでは、1階部分にゴミ捨て用の部屋が設けてある場合があり、これだと曜日などに関係なくゴミが捨てられるのでとても便利です。
自転車・バイク置き場をチェック
最近では自転車やバイクを通勤などに使用する人が増えています。
- 自転車・バイク置き場に屋根が付いているのか?
- 清掃業務は行き届いているのか?
などをしっかりチェックしておきましょう。また、高級自転車などを狙った盗難も多く発生していますので、防犯カメラなどの設備があると更に良いでしょう。
エントランスをチェック
賃貸マンションなどで必ずチェックしてほしいのが、エントランスです。エントランスは物件の顔です。この部分が汚れていたり、清掃が行き届いていないマンションなどは建物全体の管理がおろそかになっていると考えてよいでしょう。
また、エントランスに掲示板が設置されている場合には、こちらも忘れずにチェックしておきましょう。掲示板には、様々な情報が掲載されていますので、定期的に行われている行事やコミュニティーなどを知ることができます。
その他にも、
- 管理人が常駐しているのか?
- 管理会社は物件案内を行ってくれている不動産会社と同一であるのか?
なども忘れずにチェックしておきましょう。