これまでも他の記事で散々いってきましたが、快適な賃貸ライフを送れるかどうかというのは入居後のトラブル対応にかかっています。
大東建託や東建コーポレーションなどの大手企業では、24時間クレームに対応してくれる緊急コールセンターを開設していますが、街の不動産会社ではそういう訳にはいきません。
しかし、トラブルというのは得てして夜中や休日に多発するものです。このような時に、あなたが契約している不動産会社や管理会社がどのようなトラブル対応をしてくれるのかをチェックしておくことは非常に重要です。
24時間クレーム対応がオススメ
私の体験談を1つお話しておきます。私は以前、大東建託の賃貸アパートに住んでいたのですが、夜中に帰宅した時に玄関ドアの鍵が開かなくなったことがあります。鍵は持っているのですが、ドアが開かないのです。
12月の寒空の中、24時間コールセンターに電話をすると、夜中2時過ぎだったにも関わらず鍵の専門業者をすぐに派遣してくれることになりました。もし街の不動産会社だったら、このように素早い対応はしてくれなかったと思います。
このように、24時間対応してくれる管理会社で賃貸物件を借りると非常に安心です。
営業マンにズバリ聞いてみる
クレーム対応の重要性は1度体験してみないとわからないものですが、本当に賃貸物件のクレーム対応は大事です。
しかし、クレーム対応まで気にして物件を契約する人は、私の経験上ほとんどいません。そこでオススメしたいのが、内見時などにあらゆるトラブルの対処法を明確に聞いておくことです。
チェックしておきたいポイントは
- 休日のトラブル対応
- 営業時間外のトラブル対応
- 大型連休時のトラブル対応
の3項目です。街の不動産会社などは、いまだに日曜祭日やお盆、お正月に休業しているお店が多数あります。このような際に水漏れなどが起こると大変ですよね。
とくにお正月などは5連休くらいしている不動産会社もありますので、万一の際のトラブル対応法などを明確に聞いておきましょう。
こんな不動産会社は要注意
私の実体験からお話するのですが、私が勤めていた会社はお世辞にもトラブル対応が十分な会社だとは言えませんでした。
夜のクレームなどが面倒で、営業時間外の電話は一切受け付けないように「ただ今、営業時間外ですので、営業時間内にお掛け直しください」という風なメッセージを流して、一方的に電話が切れるようにしていました。
あくまでも私個人の意見としては、このような会社では賃貸物件を借りたいとは思えません。他にもトラブル対応を見極める方法を下記にあげておきます。
- 営業時間外に電話すると留守番電話にもならない会社は要注意
- 年中無休の不動産会社を探すのが良い
- 営業マンの個人携帯番号が名刺に明記されている会社は良い
- 24時間クレーム対応してくれるコールセンターなどがあると良い
- 契約書に家主の住所や電話番号が明記されているかチェックする
街の不動産会社でもトラブル対応を必死に行っている優秀な不動産会社は数多くありますので、そのような安心できる不動産会社を探すことが賃貸物件探しでは大事なのです。