家賃保証会社の仕組みや審査、注意点について

最近では、保証人がいなくても賃貸物件が手軽に借りられるようになりました。それというのも、保証人の代理をしてくれる「家賃保証会社」という商売が市民権を得ているからです。

家賃保証会社とは

賃貸物件の保証人を探すのは意外と大変です。一般的には兄妹や親御さんなどに保証人を頼む方がほとんどなのですが、30歳くらいになると親御さんが年金生活をしている場合も少なくありません。そんな時、他に頼る人がいない場合などに家賃保証会社を利用することになります。

家賃保証会社を使うと、保証会社が賃借人の保証人となってくれますので、家主も不動産会社も安心して物件を貸すことができるのです。最近では家賃保証会社をつけることが条件となっている賃貸物件も増えてきています。

家賃保証会社の仕組み

家賃保証会社を利用する際には、契約時に家賃の30%〜50%を保証会社に支払うケースが一般的です。契約時に支払うと毎月の支払いはありませんが、賃貸物件の契約期間は2年更新となっている場合が多いので、2年後にはまた、同じように家賃保証会社と契約する必要があります。

その際に転職していたりすると、保証会社の審査で落ちることがありますので注意しましょう。

家賃保証会社の審査とは

賃貸物件を借りる際に不動産会社や家主の審査を受けることになるのですが、家賃保証会社をつける場合には、別途保証会社の審査を受けることになります。

この保証会社の審査は不動産などの入居審査よりも数段厳しくなっており、クレジットカードなどを作る際の審査に似ていると思った方が良いでしょう。

つまり、職場への確認電話もありますし、過去の借金履歴なども調べられますので、事故カード(ブラックリスト)などに登録されている人は審査の段階で落されてしまいます。

家賃保証会社を利用する際の注意点

最近でも、お昼のワイドショーなどで特番が組まれていますが、悪徳家賃保証会社というのが急増しています。貸金業界の取り締まりが強くなり、悪徳金融などが家賃保証会社に鞍替えしているという記事を読んだことがあります。

悪徳家賃保証会社を利用してしまうと、たった2〜3日家賃の支払いが遅れただけで、多額の遅延金を請求されたり、家賃を支払うまで部屋に入れないように鍵を交換されるというケースもあります。

このような悪徳家賃保証会社の多くは、街中の電柱などに無断で看板を出しているような業者や雑誌などに広告を出しているような業者が多いのです。まさに、ひと昔前の悪徳金融会社の手段と同じですよね。

このような悪徳家賃保証貸家を利用しない手段は、不動産会社が提携している家賃保証会社を利用することです。もしくは、インターネットなどで会社の評判を調べてみるのも1つの方法だと思います。

信頼度が高い家賃保証会社

日本賃貸保証株式会社
家賃保証会社では、大手の会社です。北海道から九州まで支店をもっていますので、幅広い地域で利用することができます。ただし、九州地方にはあまりチカラを入れていないイメージが強いです。

日本セーフティ株式会社
こちらも北海道から九州にまで支店を設けている大手家賃保証会社です。提携している不動産会社も多く、信頼度は高いです。

ジェイリース株式会社
おもに九州地方で家賃保証会社としての知名度が高い会社です。九州地方の不動産会社の多くが提携しており信頼度も抜群です。審査は若干厳しい傾向があります。


家賃保証会社は保証人で悩んでいる人にはとても便利なサービスですが、悪徳業者も多くいますので、絶対に信用ができる会社を利用しましょう。

個人で家賃保証会社を探すと好条件に騙されることがありますので、不動産会社などのアドバイスを求めるようにしてください。

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